打ち込みはひとまず終わり

 ここのところ、愚痴ってばかりいた仕事も、やっとこすっとこ、自分の中では満足いくものに仕上がりました。結局、「もう終わり」って何度も自ら宣言した後も、こそこそ手直しばかりしていたのでした。ずーっと1人で長い時間やってたから、いろいろ迷いが生まれました。いくつのテイクを作ったことでしょう。何度同じ楽器を録り直したことでしょう。やれやれ。
 でも、こうして3曲ならべて聞いてみると、なかなか可愛いもんです。ま、自分の子供を作ったわけで、どんな形で人に聞かれることになるかはわかりませんが、自分の分身ってわけです。
 個人的にはかなりハマリこみすぎてしまっているので、今の形で無事に終了することを願っておりますが、こればかりはどうなりますか。この後は、嫁に出す感じですからね。

 しかしまぁ、家での作業による「打ち込み」の進化というのは凄いものです。私の打ち込みデビューはヤマハのQX-1からでした。渡辺真知子さんとの仕事で、ライブをすべて打ち込みでやるという企画で、音源はすべてカシオのFZ(だったか?)というサンプラーを何台もならべてやりましたっけ。私とマッチャンとマニュピレーターさんの3人でライブハウスを回ったものでした。
 そのためのデータ作りも、かなりの異常事態でありましたが、この作業を1ヶ月やったことで、真知子さんの曲の素晴らしさと作曲家としての才能の凄さをとことん知ることが出来たのでありました。何度も何度も聞くし分析してデータ化するわけで、かなりそれぞれの曲の深い部分が見えてくる感じでした。
 
 その時の苦労に比べたら、今使っているLogicの何と便利なことか、でも、どんなに便利に機材が進化しても、使っている当の本人の「粘着質」な性格が変わらないので、その出来もあまり変わってないかもね。

 今回はToontracks社のSuperiorとSpectrasonics社のStylus RMXが大活躍でした。この2つでほとんどのドラム・サウンドを作りました。特にSuperiorはようやく使いこなすことが出来た感じ。今じゃ、後継ソフトのEZdrummerが出てるというのに、今頃まともに理解するとはね。
 Stylusは本当に重宝、数年前どんなに時間をかけてドラム・ループを見つけて編集して来たかを考えると、夢のように親切なソフトですわい。
 でも、かつていじり倒したRecycleによるドラム作りも久々にやってみた。手間はかかるけど、きまって来るといい味になるのですね、これが。あいかわらずピーター・アースキンとスティーブ・ガッドを切り刻ませてもらいました。
 そして、Synthogy社のIvoryはもはや絶対に手放せない最高のソフト。こいつのおかげで生ピアノのサウンドが本格的に再現できるようになりました。

 さて、テレビ見ようっと。
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by harukko45 | 2007-04-04 05:36 | 音楽の仕事

おやじミュージシャン和田春彦の日記でごじゃる
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