世界ノルディック/ジャンプ団体、日本銅!

 昨夜は久々にこぼしを突き上げて盛り上がった。だって、ジャンプで日本が活躍するのって、ここ最近では全くなかったからね。世界大会においては2003年以来、そして鮮烈だった長野オリンピックでの大活躍(団体で金、個人ラージで船木が金、原田が銅、ノーマルで船木が銀)から9年も経っているんだから。
 長野での圧勝後、いつものように日本勢に不利なルール改正(どの競技だってそう、いつもヨーロッパ中心でおこなわれる)により、身長に劣る日本選手は短いスキーをはかなければならず、それまでのようには勝てなくなった。
 長野であれほど颯爽としていたエース・船木選手が新しいルールに対応するために、体重を落としガリガリに痩せた姿で競技に臨んでいたのは大変ショックだった。しかし、そういった努力も実を結ばず、日本は長野翌年から突然としてどん底に突き落とされたのだった。

 札幌以後の低迷期に、いち早くV字スタイルを取り入れて90年代の黄金期を築いた日本も、長野以降はなかなか上昇気流に乗れず、苦しい試合が続いている。それに、あいかわらず葛西、岡部といったベテラン頼みで若手は一向に伸びてこない現状に、正直、今回メダルなんてとてもとても期待できるものではないと思っていた。
 そして案の定、個人戦での惨敗でそれは証明された。やっぱりまだまだ世界との差は大きいと感じて、気持ちも沈んでしまっていた。

 しかし昨夜、それらマイナスを吹き飛ばし、3位を勝ち取ったことは素直に喜びたい。強豪が次々と失速するという運にも助けられたが、そのチャンスを逃さなかったチーム力が見事だったと思う。2本とも、悪いコンディションながらテクニックでまとめて安定したポイントを取った岡部、プレッシャーのかかるアンカーを冷静につとめた葛西の両ベテランの力は大きかった。もちろん、伊藤の2本目の131.5mがなければ3位はなかったけど、そこまで試合を壊さずに持ちこたえていたのはベテラン二人によるものだった。その流れで、なかなか調子の出なかった伊藤のビッグ・ジャンプが生まれたとも言える。あー、でもあの時、「やっと来たー!」って思ったのは私だけじゃないはず。

 1番手に飛んだ17歳栃本君は、個人戦では健闘したものの、団体戦での異様なプレッシャーにだいぶやられたようだった。が、それでも銅を取るのは本人が持っている勝負運の強さでもあるはず、是非ともこの経験で自信をつけて爆発してほしい。

 ただし、たぶん今大会でのメダルはこれで終わりだろう。ほとんどの競技で日本は惨敗が続き、世界との差は逆に広がっているようにも感じる。まだまだ強化育成の苦難な道は続くのだろうな。選手・関係者の今後更なる奮闘を期待しつつ、とにかく今回の銅の活躍は大いに讃えたいと思います。
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by harukko45 | 2007-02-26 16:03 | スポーツ

おやじミュージシャン和田春彦の日記でごじゃる
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