NFLスーパーボウル/コルツ29-17ベアーズ

 41回目のスーパーボウルは、両チームがミスだらけで、全く期待はずれの凡戦だった。これは、マイアミで開催されたにもかかわらず、思わぬ悪天候の影響が大きかったのだろうが、それにしても、フットボール特有の「残り時間」をめぐる緊迫感あるせめぎ合いが感じられず、特にベアーズはほぼ自滅と言っていい程、ひどい出来だったのが惜しまれる。

 開始のキックオフで、ベアーズのヘスターがいきなりのビッグプレイ、リターンTDを決めた時は、これぞ波乱の幕開けって感じだったが、1Q残り6分50秒でのコルツのTDはマニングのスーパーパスではなくて、完全なるベアーズ・ディフェンスのアサイン・ミス。あんなにレシーバーがフリーになるなんて、とんでもない大ポカとしか言いようがない。
 ところが、今度はコルツがポイント・アフター・タッチダウンをホルダーのミスで失敗。続いてベアーズのリターン・チームが自陣内でファンブル、これを生かしたいコルツは最初のプレイでRBがファンブル。それが、ベアーズのTDにつながるんだけど、この2TDを持って、本日のベアーズ・オフェンスは早くも店じまい。その後のQBグロスマンの度重なるミス(2インターセプト、1ファンブル)による自滅は、正直見るに忍びない状況だった。

 あまりにもお粗末なオフェンス。かたや自慢のディフェンスも1Qの信じられないミスのショックか、本来の鉄壁さは最後まで感じられず、長時間守り続けでさすがに体も頭も疲労したであろう。これでは、ベアーズに勝機はない。

 なので、コルツはQBマニングの試合巧者ぶりが光って、逆転してからの後半はうまくゲームをコントロールして、結果、圧勝してしまった。両チームが本来の出来なら、ベアーズが先制し、それを鉄壁ディフェンスでコルツのハイパー・オフェンスをしのぐものの、ついに4Qの時間がない中をマニングがミラクルに向かって「ザ・ドライブ」! ってシナリオがかなりの確率で予想できたんだけど、全くもって違う(悪い意味での予想外な)展開になり本当に残念だった。

 マニングにとってはこれで文字通り、歴史に残るQBの仲間入りとなったのだが、このゲームでのパフォーマンスでは少々不満が残った。と言うか、後半はベアーズが勝手に崩壊したために、無理する必要がなくなって、彼の見せ場である華麗なるパス攻撃があまり見られなかったからだ。だが、ある意味、勝負を最優先すれば、今回のマニングのゲーム・コントロールぶりは当然であり、それが出来たから優勝したのだし、一方のグロスマンはスーパーボウルのプレッシャーにおしつぶされて何も出来ず、チームを惨敗に導いてしまったのだった。

 さて、ハーフタイム・ショーのプリンスも、映像が音声とすさまじくズレたまましばらくオンエアされていて(国際映像のミス?NHKのミス?)、この時点でかなりシラけた。映像が直った後も、集中を欠いたようなパフォーマンスに見えたのは、こちらの気分の問題か、雨のせいか。何ともいまいちキマらなかった内容でしたね。これも、残念だった。
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by harukko45 | 2007-02-05 19:01 | スポーツ

おやじミュージシャン和田春彦の日記でごじゃる
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