ウィーン2007(2日目)

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 朝食です。ドイツ系の朝ご飯Fruhstuckは楽しみの一つ。こちらは何しろ、パンが圧倒的にうまい。乾燥しているせいや食材、職人の違いとなるのだろうけど、やはり本場というしかない。

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 それと、チーズとハムの種類の多さと味の違い。簡単に言えば、基本はパンとチーズとハムを毎朝食べるだけですが、これが全く飽きない。

 典型的な食べ方としては、ゼンメルと呼ばれる風車のような形をした丸いパンをハンバーガー・バンズのように切って、バターを塗り、ここに好きなだけハムとチーズをはさみ、そのままガブリと食べる。オードブルのようにハムとチーズをナイフ&フォークでいただき、お上品にパンも少しずつちぎって、なんてやってたら美味しくない。

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 ゼンメルとバター、ハム&チーズ、合体前準備段階。

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 合体後。終盤、これにスクランブル・エッグを合わせる技を発見!

 その他、ライ麦製や植物の種がいっぱい混ざったものも魅力的だし、こちらも種類が豊富。それと、日本にある軟弱なフニャフニャ・パンとは比べ物にならない、しっかりとした噛みごたえです。だいたい何でも柔らかいのが良いなんて言う意識がおかしい。かたい食感だって美味しさの一つです。だからアゴが鍛えられていいよ。

 ウィーンの典型的な朝食(Wiener Fruhstuck)には、これにゆで卵がつくのが定番で、そのゆで卵も上部を殻の上からナイフで切ってしまえば、実にクールに食べられますね。カフェで女性がこのやり方で食べているの初めて見たときには「目から鱗が」的に感動しました。

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 このようにナイフでばっさりと切ってしまいましょう。

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 完食後の美しい仕上がりをご堪能ください!

 あとはジャムの種類ね。これもすばらしい。ベリー系だっていろいろあるし、味も色もそれぞれだから、最初は迷っちゃう。そのうち、お気に入りをしぼります。

 朝食後、出かけましたが、まずはウィーン劇場"Theater An Der Wien"と国立劇場前入りセンター"Bundes Theater Kassen"に今回行く予定のオペラのチケットを取りに行った。
 ナッシュ・マルクト(食料品市場街)のそばにあるテアター・アン・デア・ウィーンはホテルから歩くにはちょうどいい距離、あいにくの雪まじりの雨だったけど、こちら流に傘もささずにテクテク向かいました。ここは、18世紀からある伝説の劇場。なんと言ってもモーツァルトの「魔笛」を初演したところ。だから、魔笛に登場するパパゲーノのモニュメント(?)が誇らしげに飾ってあるわけです。ここのところずっと現代のミュージカルを中心の演目だったが、去年あたりからモーツァルトなどのオペラも積極的にやるようになった。で、出演はStaatsoperと同じウィーン国立歌劇場のメンバー。今回初めて入るので期待しちゃうのでした。演目はモーツァルトの「イドメネオ」。

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 パパゲーノの彫刻があるのは昔の入り口。今は使っていない。

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 続いて、そのままStaatsoperまで歩いて、オペラ座の向かいにあるKassenで、ヴェルディの「ファルスタッフ」とプッチーニの「マノン・レスコー」のチケットをゲット。ともに日本からネットで予約してあったので、そのレシートを見せればすぐにチケットを渡してくれる。すべて一番上の天井桟敷とも言われるGalerieですが、やっぱり安いし実は音がいい。

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 その後もブラブラしながら(楽譜専門店ドブリンガーに入ったら数時間は費やせる)、お昼過ぎには、伝統的な有名カフェの一つ、ティローラーホフ"Tirolerhof"でお茶することに。

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 何度訪れても、ウィーンのカフェというのは「偉大な文化」であると感じますね。店のたたずまい、椅子やテーブルを含む店内の雰囲気、給仕するウエイターさん達の品格、そしてそこで飲むコーヒー、自慢のケーキ、食事もできてワインもビールも飲める。入店してから、支払いをして出て行くところまでもが、すべて「文化」として美しいと言ってしまいましょう。

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 さて、ティローラーホフではケーキをアプフェル・シュトゥルーデルとザッハー・シュニッテ(トルテというのは丸いホールのケーキを切り分けるので三角形、シュニッテは長方形のものを切っていくから四角形)の二つ注文、コーヒーはブラウナー(濃いめのブラック・コーヒーにミルク少々)のGrosser(大きめ)サイズにしました。

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 ケーキにはともに生クリームをそえてもらいましたので、これまさに雪山状態、裏から見たらクリームだけしか見えない、けどこのクリームには砂糖は入っておりません。非常にサッパリしており、ケーキの甘さをマイルドにしてくれるのであります。一緒に食べるとほんまにウマイ。量もそれなりに多いので、十分に昼飯がわりとして満足しました。
 
 夕飯はホテル近くにあるブロイ(ビア・レストラン)"7 stern brau"に行ってみました。前にも行った事があって、その時の印象ではまあまあな感じでしたが、なぜまたそこに行ったのかと言うと、ネットで調べたら「ラオホビールあります!」の広告にクラっと来たからであります。ビール好きの方ならご存知でありましょう、ドイツ・バンベルグの薫製ビールの名品ラオホ・ビアが飲めるなら、やっぱり行ってしまうのはしかたない。
 で、オーダーしました。
 が、出てきたビールは、あのバンベルグで飲んで感動したものとは似ても似つかぬものでした。いやいや、当然ここはウィーンなのだから、バンベルグと同じものが飲めるとは考えていませんでしたが、それでもねぇ、ラオホと広告うつのだから何とかならんのか。まぁ、しかしあのあまりにも素晴しかったバンベルグのビールと比べているから、がっくりするものの、知らなければそれなりにウマイわけで、そんなに目くじら立ててもしかたないでしょう。この辺のいいかげんさは何処にでもあること。それと、料理の方は量が多かったけど、味は悪くはなかったので、大らかな気持ちで楽しく過ごさせてもらいました。店員さんも愛想良かったしね。
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by harukko45 | 2007-01-24 05:49 | 旅行

おやじミュージシャン和田春彦の日記でごじゃる
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