Seema/晴れたら空に豆まいて

 ほんとにそういう名前なんです。「晴れたら空に豆まいて」、代官山のオシャレなファンションビルの地下2階にある、何とも不思議な名前と空間のライブハウスでありました。でも、なかなか居心地が良かった。珍しくライブハウスにしては、とても和める環境でした。

 ただし、今日の入り時間から本番まではかなり長かった。それで一度気持ちがほぐれてしまったかもしれない。どういうわけか、私は本番ではひどく緊張してしまい、左足ががくがく震えそうになったよ。昔、本当に震えてしまってシンセのボリューム・ペダルがぐちゃぐちゃになったことがあって、その恐怖が一瞬よぎったけど、さすがにもうそこまでダメだめにはならないね。歳と経験は積むもんだ!
 とは言え、自分の考えていたことの半分も出来なかったように思えた。もし、自分の思っていたようなことが出来ていたら、とんでもなく素晴らしかったのに。
 でも、シーマさんはとてもいい歌を歌ってくれた。だから、かえってエゴ丸出しで「オレが、オレが」みたいに弾かなくて(弾けなくて)、結果大正解だったと終わってから思ったのでした。

 なぜなら、いろいろな人から良かった、感動した、とお褒めの言葉をもらったからでした。歌とキーボードだけなのに、いろんな世界を体験できた、と言われて、私は「へぇー」としか答えられなかった。でも、それだけシーマの曲と歌の持つ魅力がじょじょにではあるが、音楽好きの人達に伝わるようになったとも考えられるわけで、やはりそれが一番うれしいことなのでした。

 しかし、シーマとの二人だけのパフォーマンス、ものすごく濃い内容であり、心から共感して取り組める幸せがありますが、と同時に、こういう演奏を毎日やってたら身が持たないかもしれません。それほど、終わった直後はぐったりでした。

 それにしても、新曲としてやった「空洞」、シーマと成川マサノリさんの作曲による本当に素晴らしい曲で、また改めてこのコンビの才能の深さに感心したのでした。そして、彼女と出会ってから約10年近く、今も一緒にやれてこれていることにとても感謝したくなりました。ちょっと今夜は眠れない感じです。
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by harukko45 | 2006-11-27 03:27 | 音楽の仕事

おやじミュージシャン和田春彦の日記でごじゃる
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