ジェイミー・オリヴァー「イタリアに魅せられて」
2006年 11月 18日
しかし、その大仕事と自らのレストランの仕事で、すっかり疲労したジェイミーは、もう一度自分を見つめ直すために、単身イタリアへ出かけて、庶民の食事、料理とその文化を見て回ることに。まぁ、それをTV番組として制作しちゃうんだから、ちょっと出来過ぎでもあるけど、細かいことは抜きにして楽しかったから、許しちゃうよ。
私も93年に一度だけ憧れのイタリアへ行ったことがあり、彼がなんやかんやと興奮したり、逆にリラックスして心からその土地や風土を楽しんだりしている姿はそれなりに理解できるよ。だって、それほどイタリアって楽しいんだから!
もちろん、食事がうまい。彼曰く、「誰もが食のエキスパート」の国。それと人生をとことん楽しもうとする精神ね。そういう雰囲気に溢れているから、何気なく町をぶらぶらしてるだけでも、カフェでボーッと人々を見てるだけでも、有名じゃない町の安いトラットリアで食事したって、とっても気持ちよくワクワクして楽しい気分になるのです。
イギリスのジャンクフードまみれの給食との戦いから一転、とことんスローフードなイタリアでの原点回帰的な料理修行とその旅。シチリアから始まってまずは魚料理で地元の人々に腕をふるったジェイミーも、みんなが食通のイタリア人を喜ばすにはなかなか手こずっていましたな。でも、とにかくもう一度修行していくような取り組み方が好感持てるね。
とりあえず、しばらくはジェイミーから目が離せないよ。
他方、イタリアは確かに食べ物が楽しめます。ジェイミー、イギリスなんかに帰りたくなくなっちゃうのでは?その後ベルギーなんかに行っちゃったら、もうだめ押しです。
バンマスもぜひベルギー、お試し下さい。
ベルギーは良いらしいですね。最近は食通がフランスからベルギーに流れているらしいし、ビール通もベルギーを高く評価してますよね。
そういう国にのんびり行ってみたいものです。
ベルギーは最近ビール狂いを連れて行きましたが、50種類以上あるビールに驚愕!レストランでもビールの銘柄ごとにそれぞれ指定のまったくカタチ、ガラスの厚さが違うグラスで出されてただただ驚くばかり。ビール通にはぜひドイツもいいが、ベルギー忘れるべからず、と言いたいところです。
ところで私は10日夜、父を亡くしましたが、その事実の重みってものは知人からも言われましたが、ボディブローのようにじわじわと重くのしかかってくるもんですねえ。ホント。
僕も、7年前に親父を亡くしましたので、お気持ちよくわかります。