JabBee/荻窪ヴェルヴェットサン
2006年 11月 16日
我々の前にやった、SHIBAさんがアコギ一本でかなり尖ったパフォーマンスを見せてくれ、こちらもかなり刺激になったよ。いやー、SHIBAさん、基本はブルーズなんだけど、そのやり口が暴力的なのがいい!そして、決め所を知っているのがかっこ良くって面白かった。全体に攻撃的なアップテンポものが良かったんだけど、あれで、キュンとしたバラードものも1,2曲あってメリハリついたらそうとう面白いと思った。
そして、我々の番となったのですが、どうも最初はちょっとSHIBAさんのムードを意識し過ぎ?って感じがして、いつもののんびりした柔らかいノリに今ひとつならなかった。私もガンガンやりすぎたかな。焦ったように突っつかれているノリに全員がなっていたようにも思えた。それと、ちょっと変な言い方だけど、まとまりすぎているところもあって、少し予定調和な演奏にもなりそうだったかも。
まぁ、これもバンド全体が次のステップに入った証拠でもあるわけで、今までと同じ基準で「良かった」と言えないのが成長の証なのです。明らかに全員が前とは違うアクションやトライをしてきているし、それが成功するか失敗するかに怖がってもいない。かといって、前のようにその場が楽しければ何でもOKでもない。微妙で分かりにくい時期でもあるし、一番面白い時期とも言えるかな。
ただ、後で録音して聴き直してみると、こういう時が良かったりもする。自分の意識では今イチいけてないのに、それでも良かった。ということは、一応あるレベルでは出来てるけど、自分の理想はもっと上と考えていたってこと。だから、やっぱ頑張らねばのー、いやはや。