石井里佳/新宿ルイードK4

 昨日は石井里佳さんの新宿ルイードK4での本番だった。

 が、思い入れ強く、よく練習したのが逆効果だったか? 自分としては死ぬほどひどいプレイで、彼女に大変申し訳ないことをした。おかげでほとほと疲れた。
 気負い過ぎが完全なるアダだったろう。1曲目から、空回りした演奏を自覚しながらも、修正が効かなかった。これは終戦記念日のせいか、小泉靖国参拝のせいか、異常に湿度の高かった天気のせいか、久々に来た歌舞伎町にウンザリしたせいか?

 ま、どれでもあるまい。最悪なのは自分だからな。で、悟った。近頃、ちょっと傲慢な自信家になっていたことに。自分のプレイばかりに気を取られ、全体に目が行き届いていないし、メインへの配慮が大いに欠けていたと思った。
 それと、もういい歳なのだから、体のコンディションをきちんとしていないと、疲れたままで集中力が薄れてしまう。いい気になって練習しようが、寝てなきゃ本番で失敗するのは当然だったろう。
 反省。

 里佳さんはちゃんとメインとして頑張っていたが、私のダメさが全体に波及してしまったことは明らか。結局あまりムードを切り替えることが出来ないまま6曲のライブはあっという間に終わってしまった。本当に彼女が考えていたものが実現すれば、とっても良い内容だったし、きっと喜んでくれる人達も多かったと思うゆえに、返す返すも悲しい気持ちになる。今回こそは肝に銘じて、この失敗を良き教訓としてしっかり記憶にとどめたい。

 ただし、彼女が良い曲を持っているのは確かなので、それだけでもお伝えしたい。自ら作詞作曲による、"こころ"はサビのメロディが印象的だが、何より詞が美しいし素直な気持ちがあふれている。鎌田雅人さんの優しいアレンジも光る。

 もう1曲、私がピアノでレコーディングに参加した"蒼の頃"も、自分の心の奥をさらけ出し、自ら吐き出すことを詞に託したので、曲の構成がきちっとしていない。つまり、よくありがちなAメロ16小節、Bメロ8小節で、サビが16...なんてパターンに収まらなかったし、全体に長くなった。
 でも、それがかえって生々しくていい。かつてのボブ・ディランだって、伝えたい事があるならいくらでも長い詞を書き歌った。
 そんな規格にハマった曲作りをせず、新たなトライをしていることに、新鮮さを強く感じたのだった。
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by harukko45 | 2006-08-16 02:44 | 音楽の仕事

おやじミュージシャン和田春彦の日記でごじゃる
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