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W杯2006/イタリア3-0ウクライナ

 いつの間にか攻撃的布陣をやめて、昔ながらのカテナチオに戻ったイタリアは、なかなか強いかもしれない。この大会の2戦目で、アメリカに危ない目にあって以来、どんどん守備的になっていったのだろうが、とりあえずそれが当然のように成功(?)して、「今回のイタリアは違うぞ」から「やっぱり、これがイタリアでしょ」ってとこかなぁ。

 それと、本国の八百長疑惑とともに、元ユヴェントスのペッソットさんの不幸な一件が、逆に彼らを一つにしたのではないだろうか。

 この試合、ウクライナ相手に3点取ったけど、やはり目立ったのは守備のほうだった。特に後半のウクライナはよく攻めていてゴール前にボールを集めていたけど、どれもこれも巧みなイタリア守備陣にはね返された。そういった攻撃が手詰まりになった直後に、セットプレイやシンプルな攻撃でイタリアはあっさり(!)と得点してしまった。こういう取られ方はダメージが大きい。ウクライナは若く経験不足のチームであったから尚更だったね。
 で、終わってみればイタリアの完勝。ウクライナは十分やりきっていないまま、負けてしまったような気分じゃないかな。それほどまでに、イタリアの守備は強く、相手の気持ちを萎えさせるように思う。

 大会を通して好調とは言えなかったシェフチェンコの挑戦は、残念ながらこれで終わったけど、ウクライナとしては初出場ベスト8は立派でしょう。他の選手達もこれからの大きな自信につながるはずだ。

 さて、これで準決勝1はドイツとイタリア。結構わかりやすい戦いになるかな? それはドイツしだいか。彼らが攻めの姿勢を取らず慎重になると、潰し合いの消耗戦になるかも。確かに地元ドイツが有利だろうが、ここは意外にしたたかなイタリアがドイツの足をすくうかも、って思っています。
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by harukko45 | 2006-07-02 17:54 | スポーツ | Comments(0)

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