W杯2006/日本・ドルトムントの屈辱

 日本大惨敗。後半は完全にブラジルに遊ばれた。ロナウジーニョもカカも下がった。そして最も屈辱的だったのは、GKまで交代したことだ。もう、お前達は相手じゃないの合図だ。

 序盤のブラジルはひょっとして手抜きか? と思えるような動き。日本がどれくらいやれるのか様子を見ていたようだ。それでも、ちょっとアクセルを踏むとすぐにゴール前に簡単に入ってきていた。ただ、それを川口が気迫のスーパーセーブで防いでいたのだ。本当に前半の川口は凄かった。

 それに応えるように、ワンチャンスを生かした玉田は素晴らしい。アジア・カップの興奮を思い出させるような見事なゴールであり、大いなる期待を持たせるものだった。その時点ではクロアチアも1点リードだったし。

 しかし、46分。ロナウドのゴールは全員でボールウォッチャーとなって簡単に決められてしまったが、ロナウドから目を離してはどんなに調子が悪くたってゴールする。だからこれは当然のゴールで、たった1点先制しただけで気が緩み、集中を欠いたとしか言いようがない。これで、日本ゴールから神は去った。

 さて、後半は本当の力の差を見せつけられた。そして71分、ブラジルの主力2人が下がることで、実質的に試合は終わった。後は、何がどうであったかはあまり意味をなさないような時間がただただ過ぎて行っただけだ。一方のクロアチア対オーストラリアはものすごい攻防が続いていた。最後まで必死の戦いをやっている彼らと彼らのサポーターをうらやましく思い、この現実を見ているしかなかったのが、たまらなく悔しい。

 それでも、中田だけは走っていた。やっぱり、試合中ずっと敵と戦っていたのは中田だけだった。最後の試合になってもまだ、中田と川口だけしか戦っていないのでは、勝てるわけがない。

 この惨敗と屈辱は、日本サッカーの驕りを木っ端みじんに打ち砕いた。ボールテクニックや戦術論を先行させても、結局は1人1人が勇気を持って戦える体力と、執念とも言えるような精神力を持っていなければ、「参加することに意義がある」だけのレベルでしかない。
 
 今日は「ドーハの悲劇」以来の、最も大きな挫折を味わった日として長く記憶にとどめたい。

 
 
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by harukko45 | 2006-06-23 07:21 | スポーツ

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