W杯2006/ポルトガル2-1メキシコ

 すでに2次ラウンド進出を決めているポルトガルは先発を大幅に入れ替え、フェリポンも1位2位にこだわらないと語っていた。一方メキシコは、アンゴラがひょっとするとイランに勝つかもしれないので、出来れば引き分けにはしておきたかった。

 この微妙な思惑がからんで、ちょっと変な展開になって試合としてはしまらないものになった。序盤メキシコがかなりの圧力をかけて点を取りに来たが、ポルトガルは面食らった感じで、まるっきりディフェンスができていない。幸い失点しなかったが、危なっかしい立ち上がりに「オイオイ!」。もう心はトーナメントに移っていたのだろうし、引き分ければメキシコも勝ち上がるのだから、ゆっくりやりましょうよ、って気分だったのが見え見えだった。

 息巻くメキシコの攻撃に驚かされたポルトガルは、「何だ、やるのか?」とばかりにシモンが左サイドをドリブルで切り込んでマニシェにパス。それをマニシェが豪快に蹴り込んであっという間に先制(6分)。23分にはフィーゴのCKに何とあのマルケスがハンド(まるでマラドーナの神の手ポーズそっくりだったが、味方のゴール前でやっちゃねぇ。)。それで得たPKをシモンがキチっと決めて2-0。何だ!控えメンバーばかりでも楽勝じゃん、とポルトガルは思ったかもね。

 ただ、それ以後は完全に弛みまくったポルトガルは攻撃も守備もボロボロ。血の気の上がりまくったメキシコの攻撃にどんどん下がるばかり。で、29分にCKから1点返されて、ますます盛り上がるメキシコの攻勢にあたふたとしたポルトガルに1位2位はこだわらないって言ってたフェリポンもキレまくってゲキを飛ばしていた。

 もう後半はほとんどメキシコだけがサッカーしていた。57分にはPKを得て大喜びのメキシコだったが、それをブラボーが大きく外して同点にならず。すぐの61分にもペレスがペナルティ・エリアで倒れて、またか、と思ったら、今度はシュミレーションで2度目のイエローで退場。あらあらって感じで、勝手に試合をしているメキシコと、いっこうにやる気の見えないポルトガルの変な戦いが続く。
 さすがのフェリポンもダラけ切ったチームに危機を感じて交代選手を投入するが、笛吹けど兵は動かず。それでもメキシコがチャンスをいくら作っても外しまくるので、事なきを得たのだった。

 結局、アンゴラが引き分けたので、1位ポルトガル2位メキシコは変わらなかったのだが、内容的にはどちらのチームもいただけない試合だった。特に私のようなポルトガル・ファンとしては、この後アルゼンチンかオランダかとやるのだから、もうちょっとピリっとしててくれないと心配になる。ポルトガル代表のみなさん、よろしくお願いしますよ!
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by harukko45 | 2006-06-22 01:47 | スポーツ

おやじミュージシャン和田春彦の日記でごじゃる
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