W杯2006/イングランド2-0トリニダード・トバゴ

 デイビット・ベッカムとドワイト・ヨークのマンチェスター・U同窓対決は、終盤ベッカムの技術が光って、文句ない先制点をイングランドに生み出した。それは、クラウチのヘッドが通る軌道にボールの方が飛んでくる感じの完璧なピンポイント・クロスだった。他にも随所で正確無比のクロスをみせてくれたベッカムは流石の活躍で、また彼のウマさを再認識させられた次第だ。彼の常に高い精度を持つキックは、世界一の職人芸と言える。

 その後の「おまたせ」ジェラードのバズーカ・ミドルも決まって、イングランドが順当に勝利したわけだが、チーム自体のパフォーマンスは2戦目でもあまり上がってきているとは言えない。初戦でスウェーデンから引き分けをもぎ取ったトリニダードの守備がノッテいたことは確かだろうが、それにしても豪華な布陣をそろえている割には、攻撃はオーソドックスなものばかりで、ユーロ2004の時に比べると見劣りしてしまう。それは、たぶんFWが2004の時はオーウェン&ルーニーだったのが、今は2人ともケガからの復帰直後であるためか。よって、長身のクラウチへのクロスってパターンが主になっているからだ。

 やはり、ワンダーボーイズのFW陣はスピードもあったし、特にルーニーには悪ガキ特有の容赦ないところが少々整理整頓され過ぎているイングランドに大きなアクセントをつけていて、「何かをしでかすニオイがする」のが魅力だった。この試合で後半やっと登場してきたが、残念ながらトップ・フォームにはほど遠く、せいぜいオトリ役って感じで終わった。決勝T進出は決まったが、彼のコンディションがあと1週間ほどで上がっていくか心配だし、チームとしても彼なしでは今後の戦いは辛い。

 一方のトリニダードには思わず見ているこちらが微笑んでしまう。もちろん、彼らだって必死にやっているし、初戦同様の粘り強いディフェンス力は「まぐれ」でなかったことを立派に証明した。でも、何となくテレビの画面に映る彼らは「カワイイ」んだなぁ。応援したくなっちゃう好チームなのだ。この2試合ではどうしても守備にほとんど割かれることになったが、次回のパラグアイ戦には初得点目指して、是非ともアグレッシブに行ってくれることを期待したい。ヨークのゴールが見れたら最高だけど。
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by harukko45 | 2006-06-17 03:53 | スポーツ

おやじミュージシャン和田春彦の日記でごじゃる
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