Anthony Hamilton

 最近はブラック・ミュージックをいろいろ聴いているのでありました。その中でも、今一番のお気に入りはアンソニー・ハミルトン。
 えーですよ。うまいですよ、歌。渋いです。サザン・ソウルの伝統を引き継ぐ真っ当な歌い手さんです。

 苦節10年、前にディアンジェロのバック・ボーカルやってたり、何枚かのラップ・アルバムでボーカル・サポートしてましたが、やっと2003年にメジャーデビュー作"Comin' From Where I'm From"(左)が注目されて、去年の暮れにはセカンド"Ain't Nobody Worryin'"(右)が出た訳です。
 ファーストはDr.KのギタリストでR&Bマスターの星川薫君に薦められて、私もすっかり気に入り、セカンドは現在の私的ヘビー・ローテーションとなっております。

 どちらも素晴らしいです。とにかく歌です。彼のボーカル・スタイルは今やほとんど聴かれない「男らしい」歌です。よく例に出されるのが、ボビー・ウーマック、アル・グリーン、ビル・ウィザースなどのビッグネームとの比較だけど、まぁあんまり、そういうことにとらわれる必要もない。だって、文句なくウマいし、「これぞ、ソウル!」「これぞ、男の歌!」だから。
 たぶん、アメリカでもここまで歌える男性ボーカルはいないのでは?少なくとも、メジャーデビューしているアーティストではちょっと見当たらないかも。

 もちろん曲の作りもしっかりしてあるけど、けっして派手なアレンジや凝った仕掛けはない。でも、それが最高のプロデュース。歌がこれだけ良けりゃ、申し分なく気持ちいいのだった。声もニュアンスも良いのだけど、とにかくノリが最高。これなら、打ち込みだろうと生だろうと関係ない。何だってグルーヴィになっちゃう。
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by harukko45 | 2006-05-30 00:56 | 聴いて書く

おやじミュージシャン和田春彦の日記でごじゃる
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