D'Angelo/Live

e0093608_24358.jpg 96年に日本だけで出たディアンジェロの"Live"も、前作に匹敵、あるいは上回るとも言える傑作。
 
 まずは音が良い!1曲目が始まる前のクラブの雰囲気だけで、ワクワクさせる音質ではないか。で、始まったm1"Me And Those Dreamin' Eyes Of Mine"が凄い。ムワァーと広がっていくブラックでディープな世界を何と言えばいいのだろうか。
 濃密な作りのスタジオ盤とちがって、生のバンドの演奏がご機嫌なのだが、ここではちゃんと「Hip-Hop」的アプローチをミュージシャンが理解している。

 m2はアース・ウインド&ファイアーの名曲"Can't Hide Love"。この選曲センスがしびれます。バック・コーラスさんが弱冠音を外しておりますが、全体があまりにもカッコイイので帳消しになります。ここでのリズム・セクションはかなりアグレッシヴで最高。
 続く、スモーキー・ロビンソンの"Cruisin'"もスタジオ盤に劣らず、素晴らしい出来。フェンダー・ローズのバッキングが相当よいし、ライブならではの開放感がある。ほんと、これがソウルのグルーヴだよなぁ。

 m4の"MotherF'cker"から代表曲が続く。もー、ドンヨリして、クールで、アーバンです。ちょっと凄すぎかもしれません。ただ演奏面では、とっても参考になります。このようにバンドでやれるとかなりカッコイイということです。
 m5"Lady"の入りは最高にキマッテいます。ほとんどお手上げです。この曲でのバンドさん達、強力に良い!バック・コーラスの組み方もカッコイイ。いかにも黒人らしい主張のあるバッキング・ボーカライズで、個人個人のラインが聴こえてきて楽しい。
 m6"Brown Sugar"はスタジオよりも熱い仕上がりなのは、ショウの最後を飾ったからでしょう。ここでも、リードとバックのボ−カル陣がたまらんですが、どんどん煽っていくバンドの動きも聴き所。いったん終わって、チェイサー風に延々やるのが伝統的ソウル・ショウのようでニンマリ。イヤー、バンドのパフォーマンス最高!
 
 こんなに凄いディアンジェロに皆が期待するのは当然だったんだ。
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by harukko45 | 2006-05-24 02:04 | 聴いて書く

おやじミュージシャン和田春彦の日記でごじゃる
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