リナン/プラネットK

 昨夜は吉祥寺にあるプラネットKでリナンさんのライブだった。ここはどちらかというとギター・バンドが爆音でかますのが似合いそうなスタンディングの小屋で、他の対バン3組ともドラム入り(トリの「みみずくず」はベースレスのツイン・ギター、でも遜色ない骨太のサウンドで気持ちの入ったロックを聴かせてくれた。)だというのに、どういうわけかリナンは私のピアノと彼女の歌のみの編成。
 最初はちょっと場違い?とも思うようなイベントだったけど、私ら二人とも逆境に強いのか、ちょっと燃えてしまいました。
 リナンはお得意のフラフラした動きがいつもよりも激しく、歌にエネルギーの強さを感じたし、私はかつて自分が組んでいたバンド時代のような「ブワーッ!」って高ぶった気持ちがこみ上げてきた。なんかこう、げんこで鍵盤ひっぱたいてるような気分とでも言いますか。

 ちょうど二人でともに思った事は「気持ちはPUNK」。曲は全然パンク調じゃないけど、奥にある心意気としては、そういうところで共感しあったので、何か一つの表現ができたような気がした。まぁ、細かいことを言えば、かなり荒っぽい演奏だったかもしれないけど、そんなことよりもとにかくひたむきに音楽することに集中していたと思う。
 だから、終わってからとっても爽快だった。ある意味プロとしては落第だけど、今回はお客にウケるウケないなんか、どうでもいいわけで、自分達がいかにピュアな部分だけを頼りに、曲を信じて表現しようとして、結果それを貫けたことに満足感があった。

 さて、こういう時は聴いててヒク人も多いだろうね。でも、終わってから初めて聴いてくれた何人かの人からお褒めの言葉をもらったり、CDも3枚(!)も売れたりして、今夜のリナンは間違ってなかったって確認できたのがうれしかった。(オイラにもギャルが「笑顔が素敵でした!」って声かけてくれたし!!)

 少し大げさだけど、久々に身を削って音楽した感じになれた。リナちゃん、ありがとう。
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by harukko45 | 2006-04-24 01:57 | 音楽の仕事

おやじミュージシャン和田春彦の日記でごじゃる