サッカー/日本1-0エクアドル
2006年 03月 30日
ディフェンス・ラインにおいて4バックから急遽3バックに変更で、「ジーコははっきりしたビジョンがいまだにないのでは」との不安視も試合前聞かれたが、逆にこの時期に3だろうが4だろうが、どちらでもしっかりした守りが出来てくれなくては困る訳で、システムの話にとらわれる見方がおかしいように私は思う。
そういう点では、相手に強力なフォワードがいなかったせいもあるが、今日は最終ラインに安定感があったし、危ないシーンは前半の強烈なミドル・シュート1本のみだった。
攻撃では左のアレックスが最近の好調ぶりをここでも見せていたし、小野もかなり良くなってきていて、随所に光るプレイがあったが、同時に本来の調子ならもっといけると思うシーンもあった。
ジーコ期待の玉田は復活をアピールする積極的でいい動きだったが、いかんせんゴールが決められず、代わりに入った佐藤が短い時間で結果を出したのはJリーグでの活躍の差かな?
ただ、後半はずっといい攻撃が続いて、かなり相手を押し込んでいて、日本サッカーの良さが多く見られたし、局面での1対1も勝っていた。それが、佐藤の点に結びついたのだった。
最終メンバー選考まで、2ヶ月を切ったわけね。フォワードが一番熾烈な争いだけど、まだまだわからないね。私としては久保は本大会でも見たいので、もっともっと調子をあげていって欲しい。