トリノ五輪/日本フィギュア界念願の金、荒川選手の快挙

 昨日の早朝のフィギュア・スケートでの荒川選手の優勝、素晴らしかったです。それも、今回のオリンピック(たぶん)唯一のメダルであり、これまでの鬱憤を晴らすような金とは驚きでした。

 「フライング・ウーマン」「Tsunami Girl」と呼ばれた天才・伊藤みどり選手が88年カルガリー五輪での衝撃のフリー演技で、観客を興奮のスタンディング・オーベイションにして以後、氷上の優雅な芸術(もどき)から、アスリートが競い合う真のスポーツに変わっていった女子フィギュア・スケート。その変革の立役者だった伊藤選手でさえ、92年アルベールビルでは銀だったわけで(とは言え、あの時のフリーでのトリプル・アクセルは忘れられない感動をくれたっけ)、伊藤さん引退後の日本フィギュア界はなかなかメダルへの期待のうすい時代が続いていたが、その間、地道に強化してきた成果がここに実を結んだと言えるのだろう。
 
 元々その才能は認められていた荒川さんも16歳での長野は惨敗であり、その後はスランプの時期が続いていたが、その苦しみを乗り越えた今の彼女のメンタルはすごく強い。
 昨日の彼女の堂々とした滑りには本当に恐れ入った。かつての日本選手はとかく本番で緊張しすぎて普段の力が出せないことが多かったが、今やそんなことはない。しっかりと自分の心と体をコントロールして自らの100%を見せてくれたのだ。
 テレビの前のこちらも、見ていて固くなることなく、リラックスして最後まで演技を楽しめたというのはこの種目ではめずらしいことだった。それだけ、昨日の彼女の発散するオーラは強く大きかったのだろう。

 逆に「ガラスのエース」と呼ばれて来たアメリカのサーシャ・コーエンは今回もまた金を逃したし、金最有力候補だったロシアの悲運の女王イリーナ・スルツカヤも、いつもの完璧さは何処へやら、滑り始めた当初から気負いすぎが明らかに見て取れた。

 日本フィギュア界念願の金! 荒川さんの後には浅田真央ちゃんも控えているし、安藤選手もこのままでは終わらないだろう。これは日本フィギュア黄金期の到来は本物だな。
 でも今はとにかく、おめでとう荒川静香さん!
 
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by harukko45 | 2006-02-25 00:59 | スポーツ

おやじミュージシャン和田春彦の日記でごじゃる
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