Miles Davis"Munich Concert"

 先日までのツアー中、大分のタワーレコードでこれを見つけてしまった。

 1988年のミュンヘンでのライブで3枚組、その3枚目の5曲目には70年のワイト島フェスでの伝説のライブが収録されている。それでいて、1,460円!
 ブートレッグじゃないし、音質もかなり良好。実はこのCDの情報は知っていたのだが、何としても手を出そうって気にはならなかった。が、やはり旅先でブラブラしている時に現物を目にすると、これはもう止めようがなかったね。一応ヘッドフォンで音を確認、まったく問題ない、どころかかなり良いので、即レジに直行となった。マイルス、フォー!

 で、最初はどうしても最後に収録されている70年のライブの方に気持ちが行ってしまったのだが、ここのところ88年の方もすごく楽しめている。ケニー・ギャレットの燃えるようなアルト・ソロはどれも傾聴に値するし、若い他のバンド・メンバーもかなりの好演だ。
 マイルスはあまり吹かないし、かつてのような圧倒的なリーダーシップや存在感はないけど、しかししかし!あの変わらぬ音色で一発やられるだけで、こちらはまいってしまう。こればっかりは、ファンだから無抵抗なのだとしか言いようがない。
 1940年代のチャーリー・パーカーとのビ・パップ・セッションのころから、何も変わっていない「あのマイルスの音」だ。

 70年の演奏に関しては何も付け加えることはないだろう。キース・ジャレットとチック・コリアのダブル・キーボードに、ジャック・ディジョネット、デイブ・ホランド、アイアート・モレイラという超強力メンバー。サックスのゲイリー・バーツが少し薄めだけど、とにかくマイルス自身が圧巻に凄い。ここでのマイルスにはキースもチックもただのサイドメンだ。

 両方のライブとも音質が良いのは既発売されているDVDからの抜き出しなのかな?だから超廉価なのかもしれない。
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by harukko45 | 2006-02-09 00:49 | 聴いて書く

おやじミュージシャン和田春彦の日記でごじゃる
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