松崎しげるwith大橋純子コンサート2006(4)

 前回からの続き...

 コンサート後半は松崎さんの独壇場。MCにおいては常に笑いをふんだんに織り込んで、お客を飽きさせず、かたや歌になれば、熱い男の世界を全身で目一杯表現する。こちらにはネタも何もわかっているのだが、ついついいつも巻き込まれてしまう。

M-9:グリコ・アーモンド・チョコレートCMソング・メドレー
 かつて「CMソングの帝王」と呼ばれていた松崎さんの数百曲に及ぶCMソングの中でも、代表的なヒットとして残っていたグリコ・ソングを過去のCM映像とともにショート・メドレーとして演奏した。前曲の大作での緊張感から一転、かなりのリラックスしたムードが会場を包んでいたね。こちらは映像の生かすように無駄を省いたパフォーマンス、それでも松崎さんの大サービスのハシャギぶりにお客さんは大笑いだった。

M-10:Amazing Grace
 福岡と熊本の時、後輩であり昨年急逝した本田美奈子さんを偲んで、松崎さんとパインツリーのアカペラで歌われた。

M-11:愛の6日間~M-12:抜け殻
 前者はsatohさんの素晴らしいピアノとMioちゃんのバイオリンをフューチャーしたシャンソン風の佳曲。歌われる詞の世界に思わず引き込まれていく。ちょっとしたアブノーマルなムードもあって成熟した大人の音楽だ。一方続けられる後者は非常にストレートに失恋の痛手を歌った曲で、アレンジも劇的効果をねらった工夫がされている。この辺りの曲でのパインツリーの演奏は常に完璧なので、私のような外様は出来るだけ邪魔をしないように、おいしい部分を強調するように演奏していた。

M-13:愛のメモリー
 そして本編最後は松崎さんの自他ともに認める代表曲。文句のつけようのない傑作だが、演奏面ではイントロを新しいアルバム・バージョン(チェコ・フィルによるフルオケ・アレンジ)を再現していて、指揮者抜きで各自のノリを合わせるのを何度かチェックしていた。ツアー途中でバイオリンがMioちゃんからMihoちゃんに代わって、再びMioちゃんが戻るというスケジュールだった(Mio→Miho→Mio、まぎらわしいのだぁ!)ので、多少日によってニュアンスが変わった。
 とは言え、内容の充実度が下がることはありえない、さすが20年以上ともにしている仲間達はある種の「ツボ」を心得ているね。そのあたりの絶妙さには敬服するのだった。

En:エンドレス・ラブ
 アンコールに応えて、再び松崎さんジュンコさんのデュエットによって歌われた。元はライオネル・リッチーとダイアナ・ロスだけど、我らがお二人も全然引けを取らない仕上がりだと思うよ。単純に歌のうまい歌手が良いメロディーの曲を歌うということに、ただただ感動する。そういうことの大事さを再確認させられるのだった。
 特に熊本でのこの曲、何とも言えない「達成感」に満たされて大変幸福な気分で気持ちのいい4分間だった。

tokuさん&yukkoさんのホームページにPhotoが掲載されています。コチラへ

[PR]
by harukko45 | 2006-02-06 02:19 | 音楽の仕事

おやじミュージシャン和田春彦の日記でごじゃる
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30