大分から
2006年 02月 01日
さて、ここ数日間はなかなか大変だった。とにかく、風邪にやられてメンバー、スタッフが相次いで調子を崩したからだ。私は幸いにも、小倉の本番後に少しゾクゾクしたぐらいで、翌日には回復したが、何人かの人はかなりつらそうだった。
それでも、本番を休むわけにはいかないのがこの職業。楽しい音楽を奏でる2時間だけは皆気合で乗り切った感じだったね。
各本番後、再びバスに乗り込んで次の場所へ移動だったので、正直疲労がとれず風邪の人もなかなか直らないままだったかもしれない。
そうやって小倉、福岡、呉とこなしてきたのだが、どの会場もダフ屋が出るほどの盛況で、お客さんが盛り上がっていただけたのが救いだったかな。
とはいえ、こうして一緒に行動していると不思議と同士的な気持ちが強くなってくるものだ。と同時に個人としてのプレイに、とっても集中しようともするのだった。よく考えがちなのは、チームが苦しい時は個人を捨てよ、だが、実際にはその逆で各個人が自分の役割をしっかりこなし、いつも以上に自分にこだわることが、結果チームの危機を支えることになると思っている。
今回はバンマスでピアノの佐藤さんが元気で我々を盛り立ててくれているし、私はここのところユンケル飲みながらのステージで、そのおかげか「絶好調!」とまでは言わないが、なかなかキレの良さはキープしていると思っております。
そして昨日の呉では、体調の悪かったメンバーもずいぶん復活してきて、気持ちも明るくなってきたのだった。今日のバス移動もしんどかったけど、何とか後2ヶ所(大分、熊本)をいい形で乗り切っていきたいもんだ。
そうそう、肝心なことを。何といってもフロントのお二人、松崎さんとジュンコさんは好調です!やっぱりメインをはる人というのは、元々体の構造が違うのでしょうね。もちろん、日頃のケアをよくなさってる成果でしょうけど。
でもそうでなくてはコンサートは成立しないわけで、お二人の責任感の強さにはほんと、頭が下がるよ。