下関から
2006年 01月 28日
それで、泊まっているホテル周辺を散歩中、ネットカフェを発見したので、こちらから更新している次第。
なのだが、私の後ろではコーヒーの入れ方について、店のマスターが女の子をどやしつけながら熱血指導中、たぶん私が注文したやつだと思うのだが、二度ほどやり直しさせられております。ま、今日は急がないから、おいしくできるのを待ちますか、やれやれ。
さて、初日の松山はクラシック用に作られたのか、オペラ・ハウスにあるようなボックス席を持った大ホール。ステージもずいぶん広くて雰囲気も良かった。我々の一日の流れは、まず到着後、弁当で昼食後にサウンド・チェック、リハーサル。会場でのリハに関してはアーティストそれぞれのやり方があるのだが、松崎さんの場合、キッチリと毎回ほぼ全曲やるので、たいてい3時間ちかくなる。
けっこうこれで疲れちゃうこともあるのだけれど、久しぶりのコンサートでのロングバージョンで、微妙なテンポやニュアンスを思い出すためには良かったかも。
ただ、リハ終了が本番1時間前ぐらいになるので、すぐに夜の弁当でエネルギー補給して休憩する暇なくコンサートが始まる状況だ。
ま、つまり飯食って、キーボード弾いて、また食って、また弾くっと。
そんなこんなで初日というのは緊張感が全体に強く出てくるのだけど、それがかえって集中をまして良い出来になることが多い。また会場のお客さんのノリもよく、最後には何人かスタンディング・オベイションをしてくれていた。うれしいことであります。
ただステージ・サイドでは初日を無事終えて、ホっとしたね、という気分が強いかな。個人的には最後のほうはちょっとスタミナ切れだったし、ニュアンスもちょっと硬かったかな。
さて、終演後はバスで松山から瀬戸内海を越えて、下関まで移動。これはなかなかしんどかった。着いたのは朝の5時近かったのだ。バスの中ではウトウト寝ながらMP3に編集したザ・バンドのアルバムをずーっと聴いていたんだが、ファーストから南十字星の1曲目までいっちゃったよ。ホテルに到着して即、皆ベッドに倒れこんだらしい。もちろん私も。翌日、「ベッドに横になれるって、こんなにも有難いことだったなんて!」が皆の共通認識でありました。
二日目の下関公演は途中、映像のトラブルなどがあったりしたが、気分的にはずいぶんリラックスして出来て個人的には満足。ただ、メンバーによってはイマイチだった人もいたようだ。とは言え、松崎さんが強力に盛り上がっちゃって、ジュンコさんも笑いすぎで、歌えなくなりそうになっちゃったりして、いやー、とにかくおもしろかった。
同じ内容でも毎日違う表情になるのがライブの楽しさ。このあとの5公演でどのようになっていくのか、ワクワクしますな。
さて、私の後ろではコーヒー講座に続いて、このマスター、PC初心者の女性に「ホームページ製作」研修をおっぱじめたぞ。とにかく、もろもろの費用を節約したい女性とのっけから強圧的に指導するマスターとの間はまったくかみ合わない。声もでかくて落ち着いてられないので、そろそろ退散するか。
それでは、この後は明日からは小倉、福岡、呉と続きます。また、ネットカフェを見つけられたら、アップしたいと思います。
松崎バンドのキーボード、yukkoさんのブログは写真付!こちらもチェック"sometimes"