大橋純子/レコーディングその後
2014年 03月 07日
楽しかったというのは、単に仲間でワイワイやって盛り上がったって意味じゃなく、全員の共感度の高さに感銘したのと、集中している時のいい緊張感がお互いをゾクゾクワクワクさせてくれて、すごく充実した時間になったということ。
そして、この後はジュンコさんのボーカル入れとトラックダウンへと続く。とは言え、ジュンコさんも我々と一緒に同時録音した中でも、十分に良い出来の曲が多く、実を言うと、ラフミックスの状況でもかなりの聴きものになっているのです。もちろん、ジュンコさん自身のこだわりやトライしたいこともあるに違いない。バンド・メンバーとしてはそれを応援しながら、完成を楽しみにしたい。
ちなみに、ベースの六川さんは毎日のようにラフミックスを大音量で聴きまくっているらしい。それって、彼にしては珍しい。それだけ、興奮が醒めてないってことかな。
内容については、詳しくは書かないものの、全14曲のうち、グルーヴ重視でのライヴ的な一発録りがファンク系とバラード系を合わせて6曲、ダビングをしながら緻密に作り込んだ曲が6曲、バンド以外のミュージシャンにも協力してもらったのが1曲、そして、まっさらな新曲が1曲といった感じ。
新曲以外で共通するのはクリックを使わなかったということ。それによって、これまでよりも生き生きとしたミュージシャン達の表情が各曲に記録されたことは間違いない。これって病み付きになりそう。新曲においては、逆にクリックを使うことで、落ち着いたグルーヴと温かいムードを作れたように思う。
とにかく、今年はまだ3ヶ月も経ってないっていうのに、すごく大きな仕事を無事にこなせて、まずはホッとしておるのでした。ファンの皆様も乞うご期待!