John Lennon Memories
2005年 12月 09日
このイベント、前半は25年前のジョンの死を伝えるニュース映像に始まり、当時の追悼集会の様子や、各界有名人のコメントがスクリーンに映し出され、その後、「ダブルファンタジー」のジャケット撮影をした篠山紀信さんとNY時代のジョンを撮り続けたポール・グルーエンさんがジョン・レノンとの思い出を語った。
そして、ヨーコさんからもメッセージが届き、最後に内田裕也さんが登場して、ジョンへの思いを熱く語ったのだった。
さて、その後半。私は10月の武道館のスーパーライヴで共にしたメンバーとともにライヴ演奏をした。ここ3日間北海道での仕事と移動でさすがに疲れていて、本番前のリハではバンマスとして申し訳が立たないほどボロボロだったのに、ジョンの魂が私を奮い立たせたかのごとく、夜になると見違えるように覚醒して、本番では相当なイキオイでライヴを盛り上げることができたと思う。
まずは白浜久さんと押葉真吾君のダブル・リードでビートルズ初期の名作"Tell Me Why"と"A Hard Day's Night"をメドレー形式で演奏したのだが、特に"A Hard Day's Night"のポールが歌っている部分を押葉君から一緒に歌ってよいという許可をいただいたので、私としては思いっきりシャウトできたのがかなりよかったのかもしれないなぁ(?)、ハハハハ。あー気持ちいい!!
とにかくだ!ジョンを中心に考えてビートルズのアルバム最高傑作は何か?と聞かれたら、私は絶対に"A Hard Day's Night"であると思っている。この頃のジョン・レノンの素晴らしさを讃えずして、その後の「ジョンの魂」「イマジン」を語ってはならん!
また余計なことを、失礼。
続いて、押葉君が「ダブルファンタジー」の通っぽい名曲"Watching The Wheels"を。これって、やればやるほど味が出るすっごい曲。アレンジが変幻自在で、短い時間にいろんなことを凝縮していて素晴らしいのだ。私も大好き。
そして、再び白浜さんをフィーチャアしながら、我々メンバーそれぞれがソロを回して大いに遊んだ"Slippin' And Sliden"。白浜さん、かなり楽しそうだったなぁ。古田君のドラム・ソロに思わず「Yeah!」。
今回はジョージのことも偲んで、彼の曲もやった。もちろん超名曲の"Something"。何も付け加える必要のない傑作。3分間にすべてがある。
次はスーパーライヴではYoshii Robinsonが歌って、大いに会場を沸かせた"Starting Over"を押葉君がしっとり歌ってくれた。
もう1曲ジョージから、これも通好みの選曲"All Things Must Pass"。けっこういい曲なんで驚いた。かなりトランス気味になる。ビートルズには「入り込み」系の曲はかなりあるし、そういう曲書くのがうまい。
そして、小柳ゆきさんを迎えて、"Power To The People""Woman Is The Nigger Of The World"。彼女は自分にピッタリの曲を見事に選んで、本当に素晴らしい歌唱を披露してくれた。スーパーライヴの時も強力だったけど、今回はもっとよかったかも。
最後は会場全員も大合唱でおなじみの"Happy X'mas""Imagine"。あーおもしろかった!楽しかった!
内田裕也さんが終わってから、けっこうほめてくれたよ。ヤッタネ!押葉君、いよいよニューイヤーに呼ばれるかもよ!もちろん俺たちも後ろにツイテイキマース。みんなGOOD JOB!
P.S ニューイヤー・ロックフェス、大丈夫かな???
思わぬコメントをいただいて、逆に感謝です。ありがとうございました。
リハーサル、本番を通しての白浜さんの充実ぶりは本当に「輝いて」いたし、バンド全体のエネルギーであったと感じていて、今回のライブの成功に大きく関わっていただいたと思います。
リンクもどうぞ。僕もリンクさせてください。同じエキサイトなので、これからもよろしくです。
TBの件どうもありがとうございます。お忙しい中でのお返事感謝です。
和田さん達のステージを観た人から、その帰りの電車へ向かう途中で「本当にすばらしかった」っていうメール速報をもらい僕も興奮してしまったんです。そして後悔しました「帰っときゃよかった」と。
白浜さんもメールで「本当にすばらしいメンバーにめぐりあえた」とおっしゃっていました。
皆さんこれからも頑張ってくださいね!
応援しています。