函館の大橋純子コンサート

 12月4日に室蘭入りして、次の日は松崎しげる&大橋純子ジョイント・ディナーショウがあった。松崎さんのバックバンド「パインツリー」に私とギターの土屋さんが加わった大編成バンドで豪華にお送りするこのショウは、全国どこへ行ってもなかなか好評で、いつもにぎやかに盛り上がって終わる。この日も松崎さんの大サービスぶりにお客さんも大ノリで、お酒やらおひねりやら花束やら飛び交って(?)もう、大変な騒ぎであった。
 肝心の音楽の方も、パインツリーの皆さんの柔らかいタッチが全体を暖かく包むので、こちらも優しい気持ちを感じながら、バッキングを楽しんだ。
 今年はもう一回ショウがあるので、その時にまたくわしく。

e0093608_1625780.jpg さて、翌6日には函館に移動して、大橋純子さんピンによる今年最後のコンサート2日間があった。フルメンバーによる久々の2時間近いコンサートは春のスイートベイジル以来であり、最近やっていなかった曲も復活したので、初日のリハーサルはかなり入念にやったため、終わったのが本番ギリギリになってしまった。
 コンサートがスタートしてからも、あちらこちらでいろいろとギクシャクしたものの、こういった土壇場になると意外と冷静に振る舞えるのが舞台に長く上ってきた者の、まあ、良さとでも言いますか、全体としては一本筋の通った演奏に仕上がったのだった。
 
 とは言え、オープニングの'Hotel Marginal'から'クリスタル・シティ''シンプル・ラブ'と続くところは、今回の演出上の最重要部分(!!!)なのだが、演奏がなかなかやっかいな'クリスタル・シティ'を無事終えたところでホっとした(?)ドラムのウエちゃんが、次の'シンプル・ラブ'のカウントをいつまでたっても打たないので、これは曲順を忘れたと思った他のメンバーが(もちろん私も)小声で「シンプル!」「シンプル!」「シンプル・ラブ!」「シ!シ!シ!」と連呼。
 にもかかわらず、この男、ステージ上のあちらこちらから発せられる緊迫感あふれるザワザワした雰囲気をモノともせず、相変わらず悠然とふるまっていたので、すかさずジュンコさんが、彼女としては非常に小声で、しかし、いかんせん、ジュンコさんの声はヌケがいいから、PA卓のそばで聴いていたケンさんにもバッチリわかったという「ウエちゃん!シンプル・ラブ!」のお言葉。
 もちろん、その一言でスパっと曲は始まったわけだ。実際にはこの間わずか数秒だったらしいが、ステージではものすごーく長く感じるものなのだ。イヤー、ヒヤヒヤ。

 だから、次の日からシンプル・ラブを演奏する前には必ず「ウエちゃん!シンプル・ラブ」と言ってから始めることとなった。

 さて、今回のセットリストは以下の通り。
1.Hotel Marginal 2.クリスタル・シティ 3.シンプル・ラブ 4.ビューティフル・ミー 5.Stray Eyes 6.My Journey 7.愛は時を越えて 8.たそがれマイラブ 9.シルエット・ロマンス 10.残響 11.サファリ・ナイト 12.ペイパー・ムーン 13.星を探して Encore1.This Christmas 2.Happy X'mas


 2日目はずいぶんと余裕も出たが、前の日の問題点を修正しながら、これまた各自細かい部分にしっかりと神経を使った演奏となった。いくぶん、豪快さは初日より薄れたが、その分完成度は上がったと思う。
 いずれにしろ、このバンドで演奏することは何よりも代え難い楽しみである故に、その求める理想も高くなるのだった。それと、もっと一緒に演奏する機会が是非とも増えるようになりたい。
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photographs/函館市民会館コンサート編

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by harukko45 | 2005-12-09 01:28 | 音楽の仕事

おやじミュージシャン和田春彦の日記でごじゃる
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