王様/横浜フライデイ

 もう先週のことですが、2月12日に王様のライブに参加、横浜フライデイにて「クラシック・ロック」三昧してまいりました。私以外のメンバーは、王様のギター&ボーカル、六川正彦さんのベース、樋口晶之さんのドラムス。元々はトリオ編成でのライブを続けていたのだが、今回からキーボードを入れることになり、私が呼ばれた次第。
 横浜・伊勢佐木町にある老舗ライブハウス「フライデイ」に行くのは、約5年ぶりぐらいだろうか。だが、店の雰囲気もスタッフの皆さんの顔ぶれも変わらずで、なんかうれしい。特にマスターの元気さには感動。とても70歳を越えているとは思えない、まだまだ現役バリバリで、大の音楽好きぶりもかわらない。

 で、前もってやる曲を知らされてはいたけどリハーサルはなく、本番直前に少し合わせただけだったので、一体どうなることやらと思ったが、さすが皆さんベテラン揃い、お互い若かりし頃に耳ダコで聴いて、体にしみ込んだロックの名曲ばかりなので、すぐに曲の肝をつかんだ演奏になるから楽しい。

 ということで、この日のメニューは、

1部/m1.飛んでるジャックの稲妻(Jumpin' Jack Frash) 2.俺達はアメリカ人の楽団(We're An American Band) 3.ミシシッピ女王(Mississippi Queen) 4.Spinning Toe-Hold 5.大噴火(Eruption)〜6.首ったけ(You Really Got Me) 7.爆裂山寺物語(山寺の和尚さん)〜8.Drums Solo〜9.十字路(Crossroads)

2部/m10.移民の歌(Immigrant Song) 11.黒魔術の女(Black Magic Woman)〜12.Gypsy Queen 13.鉛の長靴(Led Boots) 14.しっ(Hush) 15.燃えろ (Burn) 16.湖上の煙(Smoke On The Water)
En.高速道路の星(Highway Star)

 王様をご存知の方には説明不要でしょうが、彼は基本的に日本語、それも「直訳」での歌唱を売りにするロッカーでありますから、曲名は上記のようになりますが、演奏に関してはかなりオリジナルを尊重する内容であります。とは言え、何から何まで完コピするわけでなく、各ミュージシャンの感性・即興性も大事にしているので、ニュアンスや「つぼ」を外してなければOK。いわゆる「けじめ」と「自由裁量権」の両立が見事なバランスで成されているのでありました。

 さて、ザックリ言って、1部はブルーズ・ロック系を中心に、2部は王様お得意のDP曲が中心となりました。
 1部、ストーンズ、グランド・ファンク、マウンテンときての4曲目は、ドラムの樋口さんがメンバーである日本を代表するロック・バンド「クリエイション」の曲で、ロック・インストの名曲でありますな。m5では、王様のギター・テクが冴えてのヴァン・ヘイレン・ソロを再現。m7からはクリームもどきでのメドレー。

 2部は、いきなりのツェッペリンから、サンタナ、ジェフ・ベック。ベックの有名インストのm13は、後半の変拍子でかなり危なくなって、エンディングもグッチャっとなってしまいました。これは、反省。
 気を取り直してのディープ・パープル4曲は、なんだかんだ言って血が騒ぐ感じで、思わず童心に帰って大燃えしてしまいました。細かいところを言えば、荒っぽい部分もあるのですが、とにかく、全員の力が集結しての大熱演になりました。自分で熱演っていうのもおこがましいけど、結局、始まっちゃうとそうならざるを得ないのが、「ロック」なんですね。いやぁ、久しぶりにその「ロック」なるものを思い出した感じでした。そう、ロックには「衝動性」がなくちゃ、やる意味なし!

 マスターからもお褒めの言葉をいただき、個人的にもうれしかったし、次回も燃えたいと思いました。その前にもう一度ちゃんとリハビリもしなきゃね。
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by harukko45 | 2013-02-17 16:22 | 音楽の仕事

おやじミュージシャン和田春彦の日記でごじゃる
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