濱田"Peco"美和子/目黒ブルースアレイ

 今週始めに目黒ブルースアレイにて、濱田"Peco"美和子さんのライブがあった。私は今年に入って3回目の参加でありました。

 この日のライブ、本当に素晴らしい内容で、バック・メンバーとして演奏しながらも、その充実した音楽にすっかり感動しておりました。特に2部構成で作られた本編の1部、ここでの冒頭からの6曲つづきのパフォーマンスが最高でした。
 m1.歩いてゆこう〜2.The Cabaret〜3.Show Girl〜4.Rose Garden〜5.アマクミナイデ〜6.化身

 この6曲、全てペコさんのオリジナルでありますが、それを「キャバレー・ショウ」に見立てて順番が組まれ、一切のMCなしで一気に演奏された。MCなしの曲つなぎというのは、別に珍しいものじゃないが、今回のは、単に曲を並べただけではない、ちゃんとしたテーマを持った「組曲」のようになっていて、そこにダンス・パフォーマンスをも合体したことで、その内容の深さにはいたく感心させられたのだった。
 とは言え、バンドの面々はこれが最初からこのようなものになるとは思っておらず、リハでは1曲1曲仕上げていたので、本番当日に初めてメドレー形式になることを知ったのでした。しかし、これで演奏する側の集中力も上がって、燃えることは必至。スリリングなワクワク感が、ミュージシャンは大好きなわけで。おっと、この日のメンバーは、土方隆行(G)、松田俊郎(B)、玉木正昭(Perc)、濱田尚哉(Ds)という面々。そして、ペコさんとともに素晴らしいダンス・パフォーマンスを披露したのは、千葉香織さん。彼女、元キック・ボクサーだなんて、カッコよすぎ!

 それにしても、頭の中だけで、この構成を思い浮かべて、本番当日に見事にやり遂げて成功させてしまったペコさんの才能には脱帽です。

 この6曲だけで、大汗でありましたが、同時に気持ちのいい充足感も得ることが出来たのでした。
 
 1部はその後、m7.棘〜8.ZERO、そしてm9.Wild Roseとなりましたが、そこまでのテーマ性を失うことなく、本当にいいステージだったと思いました。

 2部では、バースディ・ライブにふさわしく、ゲストを招いての華やかな内容で、ペコさんが加わっているコーラス・グループ「みみみ」による楽しいパフォーマンス3曲、そして、バービーボーイズのギタリスト、いまみちともたかさんが加わってのロック色強い2曲がメインとなり、1部よりもリラックスした感じで楽しむことができた。とは言え、この2つのゲストの間に挟まっていた、m13.金と銀、個人的にはこれがなかなか繊細でしびれたのでした。

 アンコールでは、きっちりと聞かせるバラードを3曲そろえていて、本当に中味の濃いステージだった。個人的にはちょっと危ない部分もあったが、ほぼ満足できる充実したライブだったと思う。
 
 そして、何よりも満員のお客さんが素晴らしかった。実に気持ちのいいムードを観客側からも作ってくれたことに心から感謝であります。
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by harukko45 | 2012-10-26 15:07 | 音楽の仕事

おやじミュージシャン和田春彦の日記でごじゃる
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