9月も過ぎて

 なんと、早10月。先月は一度もブログを更新しなかった。このところ、どうも筆が進まない感じで、ズルズルと書かないでいるうちに、1ヶ月があっと言う間に過ぎてしまったわい。

 だからといって意欲がなくなったわけではなく、音楽の仕事に関しては、バラエティに富んだものがつづき、話題はいろいろあったので、それらが終わった直後に書いておけば良かっただけだった、いやはや。

 とりあえず、先月あったライブに関して、日記もどきで簡単にまとめておこうと思います。まずは1日、濱田"Peco"美和子さんの目黒ブルースアレイでのライブ。3月のライブと同じメンバーでのパフォーマンスで、実力者(ギター土方隆行さん、ベース六川正彦さん、パーカッション玉木正昭さん、ドラムス濱田直哉さん)が揃ったバンドなので、安心感と同時に即興的な刺激もあり、実に楽しかったし、個人的には、これまでに参加したペコ・ライブ中で、一番落ち着いて演奏出来た感じ。今回もシンセを多用して、ポップなサウンド・メイクを目指したが、かなり満足いく内容になったと思う。10月もライブがあるので、これまた楽しみだ。

 続いて5日、北海道洞爺湖での大橋純子さんとのライブ。これは、企業主催のイベントで、一般のお客さん向けではなかったが、ザ・ウィンザーホテル洞爺の会場を使っての豪華な内容だった。この時の編成は、ドラムス植村くん、ギター土屋さんに私という3人編成で、私がシンセ・ベースを弾く形。7月の秋田でのFM公開録音での演奏がなかなか良かったので、この編成でのパフォーマンスにもだいぶ自信が出てきたのだが、今回は自分自身が準備不足であったことは否めない。やはり、普段通りの演奏とは気分も役割も楽器のシステムも違うので、かなりしっかり対処しておかなくてはならなかった。なので、私は随所に危なっかしい状態だったが、いつもながら頼りになる仲間に助けられて、何とかしのいだ感じか。
 このところ、自分が好調に感じていて、少し油断もあったかもしれない。

 そして、22日には、ボーカリストとして数々のスタジオ・ワークやライブで活躍する今井マサキさんが主催するミュージック・スクール、クレッセミュージックのライブがあった。これは、クレッセで学んでいる生徒さん達の発表会とも言えるもので、そこに講師であるボーカリストの皆さんがバック・コーラスをつけて披露するというもの。コーラスを担当する方々は、これまた一流揃いで、いろいろな音楽現場で活躍中の方々ばかりでありましたなぁ。
 で、そのバックに私と、六川さん、濱田くんに、ギターの弓木英梨乃さんがつとめたのだった。

 まぁとにかく、出演した人数も多かったし、曲目も20曲以上と多く、そのジャンルも多種多様だったので、譜面を起こして曲を知るだけでも大変。バンドで合わせられたのが本番前日のみだったので、じっくり練ることは不可能で、あとは各自の集中力で乗り切るって感じかな。もちろん、百戦錬磨の皆さんなので、いろいろありながらも、きっちりゴールを果たしたのでした。
 メインで歌う生徒さん達には、いろいろな世代・背景を持つ方がいて、これもまた実に興味深いのだが、中には、しっかりとプロになることを見据えた人も多く、もうすでにかなりの実力と才能を備えているのに驚かされた。
 それと、普段やっていないような曲を演奏するのも、すごく楽しかった。個人的にはエスペランサ・スポルディングの「I Know You Know」とか、ローリン・ヒルで有名になったゴスペル「His Eye Is On The Sparrow」、富田ラボの「香りと影」あたりにはすごく刺激を受けたし、コブクロやJuJuなど、近々のJ・ポップに触れることが出来たのも有意義だった。また、生徒さん作のオリジナル・ソングでの挑戦には、こちらもより期待に応えたいという気持ちになった。

 さて、29日は、水越けいこさんとの久々のライブ。場所は江古田のマーキーで、これは伝説の老舗ライブハウス。なにせ、1978年オープンで30年以上も日本の音楽を見届けてきたわけですから、これだけでシビレます。

 私は、水越さんとは約1年ぶりの再会。それでも、すでに体にしみ込んでいる曲も多かったので、久しぶりのリハでも、すぐにしっくり行く感じで安心した。とは言え、本番はやはり少し緊張感があり、「32階のBAR」なんかはガチガチでした。でも、会場の雰囲気があったかかったおかげで、じょじょにリラックスでき、どんどんと楽しい時間を味わうことが出来たのでした。特に1回目は、内容的にはかなり満足いくものになり、実に幸せな気分となった。2回目は、少しリラックスしすぎのミスもあったし、調子にのりすぎた部分も個人的にはあったので、ちょっと悔いが残ったが、いつも以上に、けいこさんのホンワカしたムードが全開だったから、すべてはOKだった気がする。

 メニューについて言うと、「32階のBAR」から「東京が好き」までの流れがすごく良くて、実に気持ちがいいんだけど、同時に、シビレる瞬間の連続でもある。後半では、「雨の休日」が変化球ですごく面白く、続く「生きがい」への流れにはうれしくなる。ここで、和田は調子こいてしまうのだ。
 アンコールでの「葡萄棚の下で」は、けいこさんのレパートリーの中でも最難関の楽曲の一つで、それゆえに深みもある曲。この日もやっぱり難しくて、まだまだなのだが、それでもだいぶ良い感じにはなってきている気がする。

 それから、いつもながら暖かいファンの皆さんには、本当に心より感謝したいと思います。ご無沙汰してたのに、声をかけていただいたり、お土産をいただいたりと、あらためて感動させられました。今後も出来る限り、けいこさんのサポートをしていきたいですし、のびのびになっているニュー・アルバムの完成も頑張りたいと思います。
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by harukko45 | 2012-10-01 11:49 | 音楽の仕事

おやじミュージシャン和田春彦の日記でごじゃる
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