THE BEST 大橋純子&美乃家セントラルステイション(2)

 前回からの続き...
e0093608_0202747.jpg M13"たそがれマイラブ"を今聴くと、それほど違和感を感じなくなった。私も歳とって大人になったのね。それと、筒美先生の凄さっていうのがわかってきたからなのだ。それに、ジュンコさんの唄がすごく良いことに気づいちゃう。
 ということは、これが大ヒットしたということは大衆の耳が確かだったってことも言えるのだ。実はよく聴くと、無茶苦茶「変な」アレンジになっているのだな。ただ、これは筒美京平の世界が強い。岩崎宏美の"ロマンス"や"未来""ドリーム"なんかの過激さに似ているわけ。

 しかし、ここですべてを水に流すように"ビューティフル・ミー"になって、「くどくど言うな!良い曲を大橋純子に歌わせればいいんだ!」と宣言しているかのようだ。その意志は続くM15,17のシンプルなサウンドに現れていると思う。バンドもM6までのとんがった感じよりも、ずっと洗練されて落ち着いた演奏だ。今の私にはこちらの方が楽しく聴けた。
 さて、最後は"シルエット・ロマンス"で、とてもスムースに楽しめた。もちろん、これは厳密に言えばM13同様、美乃家ではない。が、まさにニューミュージックと歌謡曲との融合への道が示されていて、いいエンディングだと思う。
 ま、そんなストーリーを無理に描かなくても、ここでのジュンコさんがやはりいい唄を残していて、それを素直に楽しみたい。
 
 このベストで"たそがれマイラブ""シルエット・ロマンス"を求めていた人々が、他の曲で美乃家の音楽に少しでもふれてくれると良いと思う。そして、興味を持った方は美乃家のフルアルバムにも挑戦していただきたい。それと是非、大橋純子公式ページの[Discography]をのぞいてほしい。ここでは、ジュンコさん本人が今までの全てのアルバムについてくわしくコメントをのせている。これを読むだけで大橋純子の全てがわかるはずだ。

 DVDには3曲、貴重な映像が収録されているが最後の"夏女ソニア"は美乃家ではなく、解散後の大橋バンドと「もんた&ブラザーズ」が合体したスペシャル版。で、恥ずかしながらシンセとアルト・サックスを私が演奏している。いやいや若くってどうもすみません。
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by harukko45 | 2005-11-13 01:20 | 聴いて書く

おやじミュージシャン和田春彦の日記でごじゃる
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