アルガルベカップ決勝/日本3-4ドイツ

 サッカー女子のアルガルベカップ2012決勝、なでしこは残念ながらドイツに敗れたけど、ある意味、価値ある敗戦とも言えるもので、大会全体での出来を見れば、かなり満足できる内容だったと思う。

 正直、昨年のワールドカップの雪辱を果たそうとしていたドイツが、日本よりも必死さが少し上回った程度かな。前半、日本が新たな布陣のテストで、らしくないほど後ろに退いた形になり、結果としてドイツに押し込まれる状況を作ってしまったことが、前半の2失点につながり、それが、最後の最後まで響いた。もしも、本番モードで勝ちにこだわった姿勢でのぞんでいたら、少なくとも1失点ぐらいでしのいでいたに違いない。

 メンバーを入れ替え、宮間を左サイドに持っていき、田中をボランチにすえた後半は、ほとんどが日本のゲームであり、後半開始10分でタイに持って行った力は、かなり高く評価してよいでしょう。
 その後も、いつ勝ち越し点が入ってもおかしくない状況で、ドイツは明らかに足が止まっていたと思う。だが、あと一歩、あと一本が決められなかったのが、今後の課題であり、ドイツ側の踏ん張りでもあった。

 それと、パスを回してのポゼッション・サッカーは素晴らしいが、時に自らのミスで大事故につながるという傾向は、まだまだ消えていない。幸い相手の、これまたミスに助けられて失点をギリギリ免れた場面も見えた。
 要は、攻めている時に食らう相手のカウンターへの守備が、まだまだ甘い。これも、オリンピックに向けての大きな課題でありましょう。

 とは言え、今のなでしこは昨年よりも良いと思います。何と言っても、今まで控えだった選手でも、十分にやれることを証明してくれたこと。私個人は、ボランチの田中選手と、センターバックの宇津木選手の成長ぶりに感心しました。昨年のレギュラー組では、何と言っても熊谷選手の堂々たる姿が素晴らしく、たぶん彼女は不動のセンターとなりうる。もちろん、新キャプテンの宮間選手の良さは、いまさら言うまでもない。
 とにかく、バロンドール・プレイヤーである澤選手が出ていないにもかかわらず、ここまで出来たことが大きい。

 というわけで、今後のなでしこにはますます目が離せないし、オリンピックでの大活躍、金メダルも、かなり期待してよいと思います。
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by harukko45 | 2012-03-08 14:34 | スポーツ

おやじミュージシャン和田春彦の日記でごじゃる
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