NFLスーパーボウル/NYジャイアンツ21-17NEペイトリオッツ

 4年前と同じチーム、同じヘッドコーチ、同じクォーターバックでの再戦は、結果まで同じになってしまうとは。
 ペイトリオッツを応援していた私としては、朝からとても悲しく悔しい気分となった。いや、昨夜のサッカーU23日本代表のお粗末な敗戦に引き続きだから、ほんとにツライのう。

 試合としては、点数はあまり入らなかったものの、ペナルティやターンオーバーが少ないクリーンなゲームであり、そのために実に両者ともによく集中した内容の濃いもので、そういう点ではすごく堪能出来たのだが、やはりご贔屓チーム、それも4年前の雪辱を願っていただけに、ガックリの度合いが大きいのだった。

 4Q残り4分で、ブレイディからのパスをWRウェルカーが落とさなければ、たぶんそのままタッチダウンに大きくつながっていただろうし、NEの勝利は決定的となり、その後のNYのオフェンスでのマニングのロング・パスをマニンガムがスーパーキャッチすることはなかったろう。結局、それにより、俄然息を吹き返したジャイアンツ・オフェンスが残り1分での逆転タッチダウンに成功するのでありました。

 痛恨のミスってことになってしまったWRウェルカーは、「これは俺がずっと背負っていかなければいけないミスだ」と語っているみたいだけど、これほどの名プレイヤーでもつねに完璧ではありえないのだ、と言うしかなく、ファンとしては責められないです。

 それよりも、4Qに入ってから、完全にゲームコントロール・オフェンスで、まさに一コマずつ「詰め」にかかっていたニューイングランドが、終盤になってから、突然として歯車が狂い始めたのは明らかで、それがプレッシャーなのか、常勝で同時にスタイリッシュなチームの象徴であるブレイディが、ここ数年、肝心の試合ではしっかり勝ちきれないという、精神面での弱さをさらけ出してしまったように思う。それは、かつてはクールな精密機械だった彼が、ベテランとなって、人間味を前よりも見せるようになったとも言えるのだが。

 だいたい、1Qの最初のオフェンスでの、信じられないようなセイフティでの失点なんて、「緊張してんのか?」としか思えなかった。AFCのチャンピオンシップでの不調も気になったが、ここに来てのブレイディのコンディションの波に、チーム全体も大きく影響してしまっていたに違いない。

 いくら世界一流のプレイヤーによるチームだとはいえ、結局はリーダーの状態がすべてに大きく作用するのは当然なんだ。ゆえに、クォーターバックって仕事はこの上なくオイシイけど、それ以上にツライものなのであった。

 とは言え、1Qと4Qでは不調だったブレイディは、2Q後半から3Q前半まではまるっきり逆で、全くもって完璧だったのだから困ってしまう。敗者ゆえに扱いは小さくなるが、「スーパーボウル歴代最多パス獲得ヤード(1,156ヤード)更新」と「連続パス成功数での新記録(16回)」を簡単にクリアしてしまった。もちろん、この時は2TDを決めて、完全に調子を取り戻したと思ったのだがなぁ。

 どうしてもペイトリオッツの方に偏ってしまいますが、確かにジャイアンツは素晴らしいチームでした。イーライ・マニングは、ずっとペースを崩す事無くプレイしていたし、ふたりのランニングバックも素晴らしかったし、ディフェンスも素晴らしかった。全体にバランスの良さが光ったし、気力も充実していたのはよくわかった。

 というわけで、楽しかったシーズンも終了。来シースンこそはニューオーリンズとニューイングランドのスーパーボウルを願っております。
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by harukko45 | 2012-02-06 23:43 | スポーツ

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