サカイレイコ/南青山マンダラ

 昨夜は、サカイレイコさんのニュー・アルバム発売記念もかねたライブがあり、このところ恒例となっている1年2回のマンダラ公演、その秋の部。

e0093608_1351339.gif 私は、今年に入って3人のアーティストのアルバム制作に関わらせてもらっているが、その中で、一番最後になって始まったサカイレイコさんの新作「さよならカオス、デカダンス」が、一番早くに完成したというのは、ちょっと驚き。それは、レイコさんとの場合はほとんど、彼女と私だけでの作業が多いので、短い時間内に集中して取り組む事が出来たからかもしれない。
 そのかわり、お互いの意見の交換も活発だったし、それが時に衝突することになったりもしたが、そういう紆余曲折を経ないと、作品っていうのは出来てこないもの。それに、そういった経過部分が我々作り手には一番大事で、その濃さ具合が「手応え」になって帰ってくるのでありました。

 さて、そのニュー・アルバムに収録されたオリジナル中7曲をライブで披露、加えて前作、前々作からの曲もあり、今回はいつもよりも彼女の曲中心の構成になった。ある意味、じょじょにこのマンダラでのライブは、ションソンのカヴァーよりも自身の曲に重点を置くようになってきている感じ。それにより、彼女自身の個性をより際立たせられたらと、思っています。
 それだけ、オリジナル曲に力のある作品が揃ってきたという自負もあるので、有名なクラシック・シャンソンに頼らずに、ちゃんと勝負していきたいという意欲の表れでもあるのでした。

 バックのメンバーは、このところ常連の鶴来正基さん (Pf)、永田範正さん (B)、菊嶋”KIKU”亮一さん (Dr)に私で、すでにかなり気心知れ合ってきた状況なのだが、今回はアルバム用の新たなアレンジになった曲も多かったので、いろいろと神経を使って、集中したプレイを心がけたのでした。
 とは言え、ちょっとした事故が一回発生しましたけど、それも高揚した状況でのことだったから、ある種の「爆発」って気がして、私の大嫌いな予定調和にはならないし、みんなが燃えてくれていたのがうれしいことでした(まぁ、私がいつも前のめりなのを、皆が支えてくれているってところが多いけど)。

 お客さんの評価も上々、アルバムの当日販売もよく、まずはホっと一息でありました。レイコさん自身もまた一皮むけた堂々としたパフォーマンスで、着実に進んで行く姿が頼もしいです。だから、じょじょに余裕が感じられるようになりました。これも、実に喜ばしい事なのでした。
[PR]
by harukko45 | 2011-11-02 14:17 | 音楽の仕事

おやじミュージシャン和田春彦の日記でごじゃる
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30