水越けいこ/オータム・ツアー2011の詳細(4)

詳細(3)からの続き。

 後半戦突入で、ちょっと懐かしめの曲を3曲続けて。

 m11.星ものがたり

e0093608_95036.jpg 「Heart」のオープニング曲ですが、かなりレアな印象です。それは私がライブでやっていなかったからだと思います。「Herat」では川上了さんがアレンジを5曲("星ものがたり"、"シーサイドメモリー"、"水彩画"、"エアーメイル"、"渚・ヨコスカ")やっていて、ある一つのムード(フォーク歌謡的路線)を作っています。
 全体としてはコンサバな感じで、音楽的な冒険は次作以降になるのですが、それでも、このアルバムの持つ「手堅さ」は捨て難い。特に年齢が進むと、こういった「余計なことはしない」ことが魅力的に思えるようになりました。

 佐藤準さんの"ほほキス"と"歌って死ねるなら"が、逆に異色に感じるのが面白いです(だからこそ、アルバムの中で光っているとも)。

 m12.TOUCH ME in the memory

e0093608_10171994.jpg もうおなじみの代表曲。ライブでも定番曲なので、あまり付け加えることはありません。あえて言えば、もしもう一人ギターがいたら、それも12弦を使えたら、より良かったかな、ってところです。もちろん、リズム隊もいてくれれば最高ですが。
 それにしても、スタジオ・テイクのドラムスは林立夫さんなのでしょうか、アコギは吉川忠英さんか笛吹利明さんか、エレキのソロは鈴木茂さんかな。とにかく、みんないい演奏してますね。この頃の日本スタジオ・ミュージシャンの実力、ほんとに素晴らしいです。

 m13.しあわせをありがとう

e0093608_10325790.jpg けいこさんのデビュー曲の登場です。完全に伊藤薫さんの世界ですね。個人的にはファースト・アルバムは何と言っても"渚にかえって..."と"地図"、次に"Feelin' Blue"と"海と少年"となるんですが、この曲もじょじょに好きになってきました。
 とにかく、イントロはスタジオ・テイク通りだと、何だか弾きづらかったのですが、ちょっと「ブワーっ」て感じ弾き倒してしまえばいいということが、今回わかりました。その方が、自分の気持ちにも合うのでした。なので、歌に入ってからも楽しめるようになりました。シンちゃんのスリー・フィンガーのアプローチもオリジナルにないもので、効果的で好きです。

 いよいよ、本編最後の2曲。

 m14.コスモス

 これは、未発表曲ですが、ファンクラブのイベントで歌われたものとのことです。その時は、ファンの皆さんがコーラスをやったそうで、なかなか面白い企画だったのですね。
 で、私がもらったデモ・テープはけいこさんのピアノの弾き語りで、そのイントロの素朴さが良かったので、そのままもらいました。
 そのかわり、歌に入ってからは、普通のロッカ・バラード風ではなく、少しAOR風の3連ノリでやることにしました。もし、リズム隊をつけるとしたら、EW&FやTOTOあたりのL.Aぽいニュアンスになったかもしれません。正式にスタジオでレコーディングしてみたいです。

 m15.Sing A Song

e0093608_1058418.jpg 1部の最初が「Actress」からの"Shampoo"だったので、最後も同じアルバムから。これは意図したことか、偶然か。アレンジも同じ長沢ヒロさんですし。曲自体はライブで映える、ラストに相応しい内容です。
 オリジナルは、思いっきりR&B/ゴスペル調で、なかなかシブい仕上がり。ただ、今回はラストなので、自然と少しテンポ上げになり、ノリやすい感じなりました。バックのコーラスもシンちゃんと頑張ってみましたし、けいこさんが歌い終わってからのインスト部分も、ライブを重ねるたびに、どんどん盛り上がってしまいました。

 まさに、弾き倒してスカっと終わるって感じでした。

 続く。
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by harukko45 | 2011-10-19 00:10 | 音楽の仕事

おやじミュージシャン和田春彦の日記でごじゃる
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