科学技術立国のおごり…世界が「日本人」を考えた by産経ニュース

 MSN産経ニュースに興味深い記事がのっていたので、リンクします。
科学技術立国のおごり…世界が「日本人」を考えたが、それ。

 こんな時だからこそ、特に「安全な側にいる日本人」はいろいろなこと、これまでのこと、これからのことを、じっくりと考えるべきと思う。そのきっかけとして、海外の人々が語る「日本論、日本人観」は刺激になるし、参考になると感じる。その内容は、震災直後と原発事故深刻化以後で、大きく変わるが、まさに表裏一体、それこそが日本人の本性に近いと、私は思う。

 くわしくは、記事を読んでもらえばよいのだが、自分のためにもここに簡単にまとめておきたい。

1.震災直後

 ・フランスの政治学者ドミニク・モイジ氏
 繰り返し訪れる破壊(戦争による壊滅、自然の猛威)を乗り越える力として、「西欧文明にはない集団的な規律、運命とそれへの抵抗、他者への配慮を合わせたユニークな遺伝子配列を日本人は持つのか」と日本の特殊性を語る。

 ・英経済コラムニストのマーティン・ウルフ氏
 「悲劇に鍛えられた文明があるとすれば、それは日本だ。日本人は(悲劇を)乗り越える」

 ・ワシントンの大聖堂で開かれた「日本のための祈り」(4/11)
 宮沢賢治の「雨ニモマケズ」が朗読され、その一節「アラユルコトヲ/ジブンヲカンジョウニ入レズニ」という他者優先の思想は、米社会には新鮮か。

 ・米小説家のポール・セロー氏
 危険を冒し原発の冷却作業に当たる技術者の姿に、「歴史的な惨禍が続く日本で、『サムライ精神』は固有の美学として生き続けている」と見る。

2.原発事故/科学技術立国のおごり

 ・フランスの経済思想家ジャック・アタリ氏
 日本人の「プライドと傲慢、秘密好き」は事故の深刻さを隠した。原発情報を公開し事故処理で国際的な支援を受け入れても「恥ではないのだ」。

 ・英誌エコノミスト
 (日本人の)美徳である服従心は政府や事故を起こした東京電力に「大失敗しても猛烈な抗議や社会不安を招かない」安心感を与え、今回の事故の遠因となった。

 ・米紙ワシントン・ポスト
 「ロボットで知られる日本だが、原発で役立たず」、日本のロボットは「話し、踊り、バイオリンまで弾く」が、原発災害は想定外だ。

 ・米紙ウォールストリート・ジャーナル元発行人のゴードン・クロビッツ氏
 「複雑なシステムが何を起こすかを予想する知識を人間は持っていない」「最新技術を使いながらもその不確実性を知る必要がある」

3.日本は変わるか? 

 ・米国の日本歴史研究家マイケル・オースリン氏
 これまで日本人は統治を何でも受け入れてきたのではなく、江戸期の百姓一揆を例に、「有事に無能な政治」は大衆の突き上げに遭ってきたと指摘。

 ・米政治評論家E・J・ディオンヌ氏
 自発的な団結の動きや独創的な被災者支援を例に、「改革とは上からではなくて、下から起きるものだ」と断言、民衆主導の変革の到来を予想。


 今の日本人は忍耐の使い方を間違っている。上原春男先生が言うような「創造するための忍耐」こそが本来の姿なのに、無能な指導者を甘やかすだけの忍耐は、自滅につながっている。

 
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by harukko45 | 2011-04-19 19:32 | 日々のあれこれ

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