日本が加害者に転落する日

 東電が放射能汚染水を海へ放水し、これを保安院も追認。気象庁の放射性物質拡散予測をずっと公表してこなかった政府。自民党が大連立拒否。そして今日、インターネットを狙い撃ちした総務省の情報統制に近い要請。

 震災直後は 「私たちは日本と共にある」「日本人はすばらしい」「がんばれ、日本」、だがこれからは「日本は加害者」「いい加減にしろ」「放射能汚染テロ国家」に転ずるであろう世界の目。
 本当に見事なまでに日本国を転落への道に導いた菅総理には、いち早く退陣を求めるしかない。恐ろしいほどの指導力のなさ、考察力のなさ、先見性のなさに、もはや同情の余地はひとかけらもない。
 それを示す最たるものが、放射能汚染水の海洋に流出という決定だ。

 元佐賀大学学長の上原春男氏(福島第一原発3号炉、5号炉の設計、外部循環式冷却装置の開発者)の言葉がすべてだ。
 「なんで、あんなことをしたのか。海洋に放射能汚染水を流すなんて信じられませんよ。誰がそんなバカなことを決めたのか。これで日本は世界中を敵に回した。恥ずかしい。せっかく信頼のある国だったのに、本当になんてことをしてくれたんだ」

 くわしくは、フリージャーナリストの上杉隆氏の記事を読んで欲しい。「日本が「海洋汚染テロ国家」になる日――放射能汚染水の海洋投棄に向けられる世界の厳しい視線」

 気象庁は原発事故による放射性物質の拡散予測をIAEAの要請に基づいて、連日観測・報告していたにもかかわらず、日本政府はそれをずっと公表してこなかった。ドイツなどの国々が観測データを公表していたが、これは日本の気象庁のデータに基づくものであり、各国の気象機関が協力して拡散予測を行うのが当たり前だったのだ。つまり風評を広めているのは、海外メディアではなかった。やるべきことをやっていないのが日本なのだ。
 それを追求されて、枝野長官が「公表すべきだった」とは。これが大本営の正体か。

 自民党も「昔の名前」を振りかざす長老議員たちが突然「大連立」に色目を使いはじめたが、菅氏が辞任しないかぎり無理って、あっけなくご破算。今の菅総理と組むのは、毒まんじゅうが大好きだった自民党でもヤバいことなんでしょう。

 そして、今日。総務省が「流言飛語への 適切な対応に関する要請」というお偉い文章で、事実上のネットでの情報統制を開始。これについては、テレビ・新聞はあたらずで、驚く事に大新聞やテレビのニュースではこの件はほとんど触れられていない。まるで、かつて来た道、「大本営発表とそれに加担する大新聞」。

 閣外にいる民主党議員達は、このままの状態を放置しておくつもりなのか。参院議長がついに政府批判を始めたぞ。「西岡議長、政府を痛烈批判…首相進退まで言及」
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by harukko45 | 2011-04-07 20:24 | 日々のあれこれ

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