今頃何言ってるのか?

 ようやくアメリカ軍とフランスの専門家達の援助を受けて、少しはマシになるかと思った原発問題だが、日本は原発でのロボットの使用のノウハウがないだとか、「原発災害ロボ、使えぬ日本 欧米提供もノウハウなく」(産経)、IAEAと安全委との見解が違って、IAEAからの飯舘村の避難勧告を政府は否定する形なったり、「IAEAと安全委、土壌めぐる見解相違で混乱」(読売)と、いつまでたっても、日本と世界との「違い」ばかりが目について、イライラさせられる。

 何で、日本の安全委はIAEAと一体化した監視チームを作らないのか、どちらの主張が正しいのかが問題なのではなくて、日本の出す情報の信頼性が低いという印象があることが問題なのだ。だから、その疑いを払拭するためにも、国際機関との連携をもっとうまくやってほしいのだ。これでは、「ムラ意識」丸出しにも見える。このまま、いろんな機関がそれぞれ違う見解を発表しつづけるのは、混乱を増長させるだけだ。

 そして、夜中になって、驚きのニュースが。
「原発事故、国内の経験総動員を…専門家らが提言」(読売)
 田中俊一・元日本原子力学会長をはじめ、松浦祥次郎・元原子力安全委員長、石野栞・東京大名誉教授ら16人の専門家が「状況はかなり深刻で、広範な放射能汚染の可能性を排除できない。国内の知識・経験を総動員する必要がある」として、国と自治体、産業界、研究機関が一体となって緊急事態に対処することを求める提言を発表した。....とのこと。

 何を今頃言っているのか、開いた口が塞がらないほど呆れた。震災直後ならいざ知らず、3週間も経ってから、ノコノコと集まって、何が緊急事態か。
 もっと前から、専門家・学者どもは集結して提言をするべきだろうに。信じられないノンキさだ。
 そして、「燃料の一部が溶けて、原子炉圧力容器下部にたまっている。現在の応急的な冷却では、圧力容器の壁を熱で溶かし、突き破ってしまう」と警告を今頃出して何になる。だからこそ、アメリカやフランスが「とてもじゃないが、任せておけない」と出動してきているんじゃないか。
 それに、大前研一氏のビデオでも見りゃ、一般庶民だって「とんでもない事態」だと理解する。

 とにかく、全くもって遅きに失した提言は、どのような効果があるのでしょうか。信じられないKYさで、怒る気にもならない。
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by harukko45 | 2011-04-02 02:35 | 日々のあれこれ

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