3月20日夜

 このところ、ずっとネット上での情報集めに終始していると言っていい。主にtwitterを見ながら、情報元へ飛ぶわけだが、それらをTV・新聞が流している情報と比べたり、また逆にマスコミが流す情報が本当に正しいのかを、twitterでチェックする。
 こうしているうちに、自分が信頼出来る情報発信者、提供者がだんだん見えてくるようになる感じだ。私が今フォローしているのは、ビジネス系から堀江貴文さん、勝間和代さん、ジャーナリストの上杉隆さん、田原総一朗さん、政治家は民主党の原口一博さん、川内博史さん、自民党の河野太郎さん、といったところ。

 で、それらの情報やそこから得た知識をもとに、今自分が考えていることを書いてみます。

 まずは、2011年3月11日は、田原総一朗氏が言うように「第2の敗戦日」であったこと。だから、私たちは「3.11以前」と「3.11以後」をしっかり意識しなければならない。なぜなら、過去の経験則が全く通用しない状況(いわゆる「想定外」、実に都合のいい言葉だ)、地震・津波・原発事故という3つの大きな危機を同時に抱え込んでいるのだから。
 そして、2万人を越える(3万人もあり得る)多くの犠牲を払ったことと引き換えに、日本は大きな変革を迫られているのであって、自然との戦いに完膚なきまで敗れたことによって、全く新しい世界に否応なく歩みだすことになったとも言える。
 だからこそ、それぞれが国を想い、日本が一致団結してこの苦難を乗り越えなきゃならない。

 で、本来その先頭に立つべき政府は、この状況に対して極めて脆弱であることを露呈してしまった。彼らは「3.11」という日本の歴史の大転換をほとんど自覚していないように見える。だから、相変わらず過去の経験則の上でしか動けていない。今回のような未曾有の事態には、非常事態宣言や政令の発令などによる大胆な決断が必要だった。自衛隊の大量投入、アメリカ軍への支援要請が決定的に遅かったことは、まぎれもない事実。それが、救援と原発事故への対応のまずさにつながった。

 が、今は批判ばかりしてもしかたない。現場で動かれている人々はすごい。今日も女川町に救援物資を自ら届けた堀江氏のツイートでは、自衛隊が捜索活動をしながら、道路も復旧させていることに驚嘆していた。昨日のハイパーレスキュー隊の放水もそう、「フクシマ 50」と呼ばれる原発作業員もそう。だから、今は現場の奮闘努力に敬意と感謝を感じながら、応援することを第一としたい。
 現政権への責任追及は今後行われることは必至だから、その時にもう一度考えよう。

 とは言え、政府の発表は決して嘘ではない(そもそも責任問題に発展しないように質と量をおさえているので)と考えてよいかもしれない。だが、例えば原発事故の件に関して、ここ一連の様子をいろいろ見て行くと、海外メディアの方が暴走している部分があるのに、日本政府は訂正要求も抗議もしないので、それがいらぬ混乱とパニックを引き起こす要因につながっていると言える。私自身も、ついついアメリカ側の情報を信用しがちになるし(それだけ、日本のマスコミへの不信感がある)、チェーンメール等で危険を呼びかけるものが送られてきて、少なからず動揺させられるが、それでも、しつこく探せば確かな情報というものはちゃんと存在する。

 「勝間和代が読んでいるTwitterニュース」から入った烏賀陽弘道さんの頼れるどころか、もはや「有害」な日本の震災報道を読んだ。
 この中では、日本のメディアが「役に立たない情報の羅列」でありながら、15日火曜日の朝日夕刊の「最悪の事態に備えを」のように、科学的根拠のないキャンペーンを展開していることに落胆していることと共に、アメリカ・イギリス・オーストラリア政府の公式見解の概要を読む事ができる。

 で、重要なのは上の3国による見解で、内容はほぼ同じ。「チェルノブイリみたいな事故にはならない。なっても首都圏は安全だろう」「チェルノブイリ事故でも、人間が住めなくなるような危険レベルに達したのは半径30キロ以内」ということ。(「東京のイギリス大使館が発表した首都圏への放射線の影響」の日本語訳要旨はこちら

 この記事を補足する意味で「日本を見限る日本人、大量のパスポート申請」もリンクしておきたい。

 菅総理の演説には全く感動しないし、大本営発表のような枝野長官の会見にもうんざりしている。だがしかし、少なくとも彼らは嘘をついてはいない、と思う。そもそも、彼らは素人なのだから。嘘はついていないが、鵜呑みにはしない。

 勝間和代さんが提唱する「できる人が、できることを、できる限り」という「3D 運動」は、とても有意義な発想だと思うし、一人一人が今心がけるべきことだと思う。
 と同時に、これは常日頃、日本人が何気なくやってきた「さりげない献身」に通じるもの。そのことを思い出させてくれたのは、イギリス人ジャーナリストが書いた「日本の奇跡は終わっていない」を読んだからだ。私は、この記事に涙してしまった。

 上杉隆さんは地震発生直後の日曜日に5時間のラジオ番組を放送したとのこと、その時、被災地とつないで「今何が必要か」と総計したときに、1.「水」2.「情報」3.「歌」だったとのこと。ツイッターでリクエストを受け付けたら、おじいちゃんおばあちゃんも多いから「上を向いて歩こう」を流してほしい、と。また、子どもたちも被災しているから「アンパンマンマーチ」をリクエストされたという。音楽は助けになる。

 そして今、私達にできること。まずは義援金。それを少しでも長くつづけていくこと。
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by harukko45 | 2011-03-20 20:06 | 日々のあれこれ

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