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NFLスーパーボウル/パッカーズ31-25スティーラーズ

 日本時間7日の早朝にあったNFL第45回スーパーボウルについて、遅ればせながら書いておきます。
 今期のポストシーズンでは、私の予想はことごとく外れて、グリーンベイ・パッカーズが第6シードからの優勝でした。私が肩入れするチーム(ニューイングランド、ニューオーリンズ)は早々に敗れ去り、唯一残ったピッツバーグも、最後まで食い下がる姿勢は見せてくれましたが、残念ながら敗れました。
 ともかく、パッカーズ・ファンの方々、おめでとうございます。伝統あるパッカーズの勝利でヴィンス・ロンバルディ・トロフィーが故郷に帰るというのは、なかなかぐっとくるストーリーではありました。

 ゲーム内容としては、まずはピッツバーグの自滅による前半での大量リードをグリーンベイに許したことが大きい。二つのターンオーバーがそのまま得点に結びつき、合わせて3TD21点取られてはいかんでしょう。
 しかし後半、別チームのように奮闘したスティーラーズは、3Qにおいて完全にパッカーズを封じ込め、4点差までに詰め寄ったことで、正直、私は逆転のシナリオは出来たと思いましたね。

 この時点でモメンタムは明らかにピッツバーグ側だったのだが、4Q開始直後に、それまでは素晴らしいランを見せて、頼りになる男だったRBメンデンホールが、なんとなんと痛恨のファンブル。これが、ロジャースのこの日3本目のTDパスにつながるのだから、いくら悔やんでも悔やみきれない。
 しかししかし、それでもあきらめないピッツバーグはさすがだ。直後の攻撃でQBロスリスバーガーが25ヤードTDパスを通し、さらに2点コンバージョンも決めたのだから、すごい、熱い、燃えた。

 だが、最後の最後で、微妙な戦いを決めたのは守備力だったと言えるだろう。どちらも強力なディフェンスが売りのチームであり、どう転んでもおかしくない状況だったはずだが、全体としてグリーンベイの守備が常に上回っていたと感じた。もちろん、3ターンオーバーが大きな成果として光っているのだが、と同時に、この日のピッツバーグはいまひとつチグハグであり、本来の力が出ていなかったようにも思う。それでも、かなり追いつめたのだから、凄いとは思うが。

 優勝インタビューを元ピッツバーグの英雄であるテリー・ブラッドショウがやっていたのが、何とも言えない感じだったなぁ。もちろん、彼はすでにプロのキャスターですから、ビシっとやりきっておりましたが、昔からのスティーラーズ・ファンとしては、ビミョーな気分になりました。

 というわけで、今シーズンのNFLは終了。とにかく、今期は波乱のシーズンであり、NFLは今後も大混戦の様相なのだろうな。それでも、来季はご贔屓チームの巻き返しを期待しますよ。
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by harukko45 | 2011-02-09 17:16 | スポーツ | Comments(0)

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