サッカー三昧(27)キリンカップからコンフェデ

 久々の更新だ。クラブ・サーキットを終えるとジュンコ・バンドとしては半分活動休止状態になるので、バンド・ネタはなくなってしまう。また現実問題として正直、今現在全員が集合して演奏しても、3月あたりの完成度は望むことはできまい。とはいえ、長年一緒にやってきた間柄、ちょっとの時間一緒に演奏すれば、いろいろな感覚がすぐによみがえってくるのだが。
 
 さて、そんなわけで、各自それぞれの音楽現場でがんばっていることでしょう。私個人としても、アレンジや打ち込み、ライブの仕事でここのところ忙しくすごさせてもらっている。そんな中、この時期は私にとって最重要項目の一つであるサッカー日本代表の試合が目白押しで、そう言った意味でも忙しい6月ではあった。

 ざっとサッカーTV観戦日記としてまとめてみる。

 5/22 キリンカップ・対ペルー戦。0-1で敗戦。まったくもって覇気のない、実につまらない試合で、おまけに終了間際に相手のたいしたことないカウンターにやられて、まさかの失点。大丈夫か?

 5/25 正確には26日早朝、全世界のサッカーファンがぶっ飛ぶ試合が行われた。UEFAチャンピオンズ・リーグ決勝戦、ミラン対リバプール。前半で3-0にしたミランの楽勝かと思われた試合を、リバプールは後半54分から60分、わずか6分間で3点取り返してしまった!その後のPK戦でリバプールの大逆転勝利に、とてつもない感動と興奮をおぼえた。

 5/27 キリンカップ・対UAE戦。前日にとてつもない試合見た後だけに、この試合の中身の無さには憤りを感じた。攻めても攻めても点は決まらず、前回と同じように後半にあっさり失点して0-1の敗戦。戦術も個人技も見るべきものがなく、それ以上に勝とうとする気持ちも伝わらない試合ぶりに、ひどく落胆させられる。こんなことでは予選突破できるか不安だ。

 6/3 W杯アジア予選・バーレーン戦。この試合前の合宿で、中田、中村、柳沢が合流。柳沢の1トップに中田、中村の2シャドーという、私好みの陣容で練習が繰り返され、非常に期待させていたところに小野の骨折。何やら再び不安にさせられたが、始まってみれば中田、福西のボランチが実にすばらしく機能し、柳、中村、小笠原の攻撃陣もよく連動していて、久々に多彩な攻撃を見せた。そして、前半34分の小笠原のすばらしいゴールが生まれ、そのまま1-0の勝利。決めた小笠原も良かったが、やはり中田ヒデの充実したプレイぶりに感動した。やはり彼はすごい奴だ。

 6/8 W杯アジア予選・対北朝鮮戦。バーレーンに勝ったことで、俄然余裕になったから当然大量得点での大勝利を期待するも、なかなかうまくいかない。中田、中村、小野を欠いたチームは前半まったく精彩なく、これではギリギリ引き分けで何とか予選突破か?との情けない気持ちに。が、後半大黒の頑張りで2点もぎ取り、やっとこW杯出場決定。遅いよ!まったく。こんな相手にこの程度ではいかんのだ!

 さて、A代表がW杯予選突破を決めた後にはU20によるワールドユース大会がオランダで始まった。

 6/10 ワールドユースGリーグ対オランダ戦。日本は地元オランダとの初戦。このオランダ・チーム、とんでもない能力を感じさせる連中で、前半を見る限り日本は大量失点で惨敗かと思われた。特に左ウイングのクインシーのドリブル突破にまったく歯が立たない。が、後半相手がペースを落としたこともあり、かなりの健闘で終わってみれば2-1の惜敗。個人個人のレベルの差はあったが、あきらめずに食らいついていった姿勢には好感を持った。

 6/15 ワールドユースGリーグ対ベナン戦。初戦負けているので、何とかして勝利したいところだったが、どうもこのチームはスロースターターで、失点しないと目を覚まさないようだ。前半まったく見るべきものがないまま、あっけなく失点。後半に前の試合でも活躍した水野を入れて、ようやく目覚めたか?それでも、彼のFKでの同点が精一杯。何とも不完全燃焼な感じで物足りない。

 かたやA代表は、隣国ドイツで各大陸のチャンピオンを集めたW杯プレ大会ともいえるコンフェデレーションズ杯に参戦。果たして世界基準に今の日本は通用するのか?

 6/16 コンフェデ杯Gリーグ対メキシコ戦。開始早々、小笠原-加地-柳沢とつながった素晴らしいカウンターが決まって先制するも、その後はメキシコの早いパス回しに翻弄されっぱなし。結果2-1の逆転負け。内容的には大人と子どもの差にも感じるほどの完敗だった。ただし、加地は実に良くなった。これまで、常に不安と疑問の代名詞のような選手だった彼は、ここに来て覚醒しはじめた!

 6/18 ワールドユースGリーグ対オーストラリア戦。後のない試合なのに、なぜかここまで不調の大学生コンビFW平山とMF兵藤を先発させる大熊監督。なぜ、出来のいい水野を使わない?あくまで後半勝負なのか?そんなことやっているうちに、後半30分にGKのミスから失点。やばい!感じになって、やっとこ超攻撃モード。ドタバタするなか、終了間際の42分に何とか同点。しかし、このチームはそこまでで終わり。ベナンがオランダに負けたおかげで、日本は1勝もせずにグループリーグを勝ちあがるということに。運がいいのはいいが、そろそろスカっとしたとこを見せてくれ!

 6/19 コンフェデ杯Gリーグ対ギリシャ戦。Euro2004で、あのフランス・チェコ・ポルトガルを破って王者となったギリシャは、今回まるでその面影がない。たぶん、主力を何人か欠き、コンディションもいまいちであったろうが、それにしてもこの日の日本は素晴らしいサッカーで完勝だった。効果的なダイレクトパスとスピードあふれる攻撃でチャンスはたくさんあった。が、結果は1-0。相変わらずの決定力不足だが、内容的には満足いくものだった。日本のサッカーの魅力は中盤の組立にある。久々に、美しくパスが通ってチャンスを作っていくのを見られて、うれしくなった。

 6/21 ワールドユース決勝T1回戦対モロッコ戦。今夜は水野を先発。ようやくトーナメントに入って、積極的な布陣をひいてくれた。期待通りチャンスも多く、日本らしい試合ぶりだが、どうしても点にならない。平山はやはり不調であり、ポストとしても機能していない。常に頑張り続けるカレンの2本のシュートもポストとバーに当たって得点にならない。と後半27分に水野からここまで絶不調の兵藤に交代。はっきり言って、これで流れが変わる。どう考えても、好調なものから不調なものに代える意図がわからん。結局、有効に攻撃に絡めない兵藤の苦し紛れのバックパスが、相手のスローインになり、それを前線にスルーパスを出されて、それを決められた。オランダで1勝もできずに去ることになったこのチームには、残念ながらまったく共感できなかった。

 6/22 コンフェデ杯Gリーグ対ブラジル戦。前の日の煮え切らない試合の後のこの決戦、不安と期待でワクワクだ。そして、2-2のドロー、日本は決勝T進出はならなかった。だが、内容は本当に素晴らしいもので、たぶんジーコジャパン最高の試合であったと思う。とにかく、日本が自分たちのサッカーを王者ブラジル相手に堂々と示せば、立派に通用することをしっかり証明してくれたことが大きい。もうちょっとで勝てていた試合だった。中田、福西、中村の中盤は実に素晴らしく機能していたし、柳沢と大黒はブラジル・ディフェンダー達をかなりイライラさせていた。日本のサッカーがこれほどまでに芸術的だったことを感じさせてくれたこともうれしい。ジーコが語る「フチボル・アレグレ」「楽しいサッカー」を見事に表現してくれた。そして、結果として王者とドローに持ち込んだのだから、大いに評価したい。ここに、小野や高原、あるいは大久保などの復帰があれば、ますます攻撃陣の充実度は高められると思う。あとは、守備のレベルの引き上げだろう。強力な大型センターバックが登場しないものか、いつも期待しているが、なかなか日本人にはむずかしい。そこをカバーする組織力、戦術により磨きをかけていくことなのだろうか。

 とにかく、もう1年を切ったW杯ドイツ大会でも、日本代表は何かやってくれそうな気持ちにさせてくれた。大いに期待し、ますます応援に力を入れていきたい。

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ぼやきBack-Number/サッカー

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by harukko45 | 2005-06-23 15:04 | スポーツ

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