クラブ・サーキット斬り!名古屋編3/12(2)

 名古屋ブルーノート2日目のセカンドステージ。やはり、ゴトウさんの穴はいろいろと影響があった。ここまでバンドで固まってくると、突然抜けられるのは困る。とは言え、そんなことを言っても始まらない。最善を尽くすべく、ブルーノート・シリーズの最終ステージにのぞんだのだった。

“The Hotel Marginal”
 毎度同じのイントロなのに、聴き比べるとそれぞれに表情が違っていて微妙だなぁ。こうして聴いていると、この曲は本当に良くなったなぁと思う。リラックスしたムードや異国情緒、それでいて全体的には洗練された表現で、大変よろしいではないか。考えてみると、大阪の最終日でディックと一緒にこの曲をやったときから、かなり完成度は高かったが、ここに来て熟した魅力も出てきたように思う。あら探しの必要もない、じっくりと聴いて楽しませてもらった。

“Crystal City”
 4人の演奏とは思えないほど、太くて豪華な内容。完璧に近いイントロからワクワクしっぱなしで、気分良くノっている。多少のゆらぎも、さして気になることではない。それより、全体のグルーヴとバランスが大変良いのだ。コーラスのお二人の溶け合い方も素晴らしいではないか。ただし、この時ユキコさんのモニターではハウリングが・・。もうすでにこの前に何回かハウリングしていて、クレームをだしていたにもかかわらず、またしても。さすがに「おしとやかな酒豪」ユキコさんもキレた(?)。でも、ハモは完璧ですよ。

“Simple Love”
 MCは「今晩は。皆様ようこそおいでくださいました。ゆっくりと楽しんでいってください。」ウエちゃんのカウントからそのまま唄中まで実にスムースな流れでグイグイ持って行かれるよ。不思議だが、初日の「ムワっ」があるが「カオス」ではない。今日の方が洗練されていてスッキリしている。あ、またハウった。ユキコさん怒らせると・・・。お客さんの拍手も熱いぞ。この後も期待しよう!

“シルエット・ロマンス”
 会場の盛大な拍手に迎えられてのイントロ、珍しくオッサンが少し乱れているが、この時は私の音がほとんど聞こえず不安だったらしい。モニターに不安がありつつも、その後の演奏は一体感がある。間奏はサックスで聴きたかったがしかたない。さっきよりは良い。後半の盛り上がりも悪くない。ただ、もう少しタメが欲しかった。

“愛は時を越えて”
 今夜は昨日よりテンポが少し早いか?ただ、ハートのある演奏。ちょっとスネアがでかくないか?曲のわりにはタイトすぎる。このショートリバーブともゲートリバーブともいえないようなエフェクトはあまり好きではないなぁ。演奏が悪くないので、もうちょっと違う風にして欲しかった。間奏のオルガンは弾きすぎ、何にもしないほうがよかったかも。

“残響”
 これも前に比べてドラム(特にスネア)が大きい。その関係で、曲の内容を考えると元気過ぎる感じだ。また、ハウったぞ。ミュージシャン側の集中はキープされていて悪くない演奏だが、どうもバランスが良くない。

“Say Love”
 ファーストでドジった私は名誉挽回のため、かなりの気合いで入っていますので、キーボード演奏はかなり良いです。この曲ではスネアはそんなにでかくない。前の曲ではやはりやりすぎだよ。というわけだが、演奏は快調そのもの、がまたハウった。それも今回はずいぶんハデに2度も聞こえるぞ。モニター君!頼むよ。エンディングがタイトにきまった。

“Safari Night”
 一人いなくても、「ムワッ」としていて「サファリ」な気分。はっきり言って、この編成でも十分に表現できている。こころなしか「カオス」な感じにもなってきた。なかなかおもしろい状況。低音部の充実感がすごいね。

“Paper Moon”
 ロクさんのベースが強力にうねっている。それにつられて、私とオッサンもオレがオレがとカッティングしまくっている。曲の主導権を争うような火花散る感じがスリリングじゃない。バランスがいいのか悪いのかわからんが、ノリのエグさはご機嫌。ギターソロのあたりは「大カオス」状態。会場中も手拍子でノリノリだったゾ。

“星を探して”
 ステージ最後にふさわしく、哀愁を帯びたイントロ。ただし、やはりスネアのリバーブは良くない。強く叩くとその変な残響音がムードをこわす。前からずっとかかってたのかなぁ?これまでのMDでは気がつかなかったのだが、ありゃ、ギターソロでのドラムはかなり上がった。これは、会場で聴くとどうだったのか?MD内ではこれはいただけません。なので、ギターソロよりも耳がそちらにいってしまった。ただ、今日のオッサンはギターの調子かエフェクターのトラブルのせいか、本来の音ではない。ただ、それを打ち負かそうとする意志はプレイから伝わってくる。エンディング後、会場からは「サイコー!」の声がかかった。うれしい限りだ。

アンコール“A Way”
 そして長旅のエンディングが「道」とは、これも何かの意味があったりして。演奏は最高に良い。ただ、バランスはそうとう乱れている。ドラムのサウンドがくずれたままで、かなり混沌とした状況だ。が、それでも勢いの方が勝っている。70年代のバンドのようだ。ちょっとしたマジックを感じてしまう。さあ、この道はまっすぐ東京に続いているのか?残すはスイートベイジルだ。
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by harukko45 | 2005-04-17 14:39 | 音楽の仕事

おやじミュージシャン和田春彦の日記でごじゃる
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