クラブ・サーキット斬り!福岡編3/9(2)

 福岡ブルーノート2日目のセカンドステージ。

“The Hotel Marginal”
 どうも、二回目は私のテンポ出しが早くなるみたい。1フレーズ目で気づいて、次で微調整してるのが失笑だな。ただ、もうすっかりこの曲も自分たちのものになった。CDの打ち込みのニュアンスは見事に生演奏に昇華された。コーラスの溶け合い方も良いです。今回は私個人より全体を感じるテイクになっている。

e0093608_15385066.jpg“Crystal City”
 おお、エレピのフレーズからブラスを中心に全員できめるところが素晴らしい迫力。これでこの曲もらった!ファーストより全体にしまってるね。ちょっとクール。でもこの方がmore betterかも。毎回言うがコーダでのオッサンはほんとかっこいい。

“Simple Love”
 MCは「こんばんは、ようこそおいでくださいました。今日はごゆっくりしていってください。」途中でゴトウさんのコンガが激しいフィルをかまして、あおっている。イヤー、オッサンの歪みがしびれる。フレーズも危険な香りが。ユキコ&ヒロコとジュンコさんとのからみぐあいが実にマッチしてきたなぁ。思わずスマイルです。

“シルエット・ロマンス”
 イントロが大変良い。そこから唄への移行もスムース。ピアノの音色はさっきほど気にならなくなった。ファーストは演奏が力んでたのかも。再びやさしさと愛が戻った感じで満足。だからちゃんと1コーラス後に盛大な拍手。それを受けてゴトウさんのサックスもいい感じで歌ってる。

“愛は時を越えて”
 あー、エレピの出だしが実に心がこもっています。こういうところが大事なのよ。その流れで私はかなり入り込んでる感じ。左でオルガン、右でエレピと見た目だけは70年代のプログレか、マイルス・バンド時代のキース・ジャレットです。間奏はパーフェクト。アコギとエレピのからみが絶妙にきまった。その後のチェロのサウンドもよい。そして、ゴトウさんのテナーは渋い南部風からニューヨーク風に。私の集中した感じが伝わるかなり良いテイク。

“残響”
 相変わらず壁にぶつかってるような内容で物足りない。前とは別人のようにあたふたしたピアノがいただけない。とりあえず次行こう。

“Say Love”
 会場から"Yeah !" の声。それに後押しされたように福岡でのこの曲のベストな演奏。クールにきめていても、中の情熱はすごいよっていうのが理想ね。それが都会風ってもんよ。オッサンの間奏おもしろーい!ニヤっとしちゃう。なぜかベースの動きもうっすら聞こえてきたぞ。こうこなくっちゃ!

“Safari Night”
 前の出来が良くないと、このイントロの緊張感が活かされない。だから、このテイクは良い。出ましたゴトウさんのコンガ連打!そうとうノリノリです。全員のアンサブル・ワークは強力にきまっているね。完璧に近い。

“Paper Moon”
 おお、ますますあおりまくるウエちゃんのフィルで高速ファンク状態。だが乱れないアンサンブルがさすが!こういう内容ならクリップしたバスドラも気にならない。いや、やっぱ気になる。この興奮度には満点を上げましょう。ジュンコさんのフェイクがイっちゃってます。ところが、ゴトウさんはスケールを勘違いしてるのかしら?微妙なソロ。

“星を探して”
 いいですねぇ。このステージは集中が切れていません。流れもスムースです。2コーラス目の唄に入るところのストリングスが途切れてしまうのは丁寧さが足りないね。ただ、その後はかなり荘厳な感じがでてるのは良い。エンディング後のお客さんの拍手がかなり熱いのはうれしいかぎりです。

 と、ここで熱烈なリクエストに応えて、
アンコール“たそがれマイラブ”
 なかなか素晴らしい。からだに完全に入っている曲はやっぱり良い演奏になるね。

アンコール“A Way”
 気持ちのいい流れのまま、この曲は爽やかな風のように始まった。後はゆったり音楽にゆだねていけば幸せになる感じだね。このシンプルな生のサウンドはすごく今を感じさせる。これからはこれでしょう!
2005.4.11

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Photographs/クラブサーキット2005 ブルー・ノート福岡編

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by harukko45 | 2005-04-11 23:57 | 音楽の仕事

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