安倍なつみ/Summer Concert2010の詳細(3)

詳細(2)からの続き

 コンサート後半は、3カ所の公演全てで違っているので、ちょっとゴチャゴチャするかも。

m8.大人へのエレベーター 9.トウモロコシと空と風 10.愛しき人(逗子/大阪)
m8.トウモロコシと空と風 9.大人へのエレベーター(東京)

 それぞれお馴染みで、つねに盛り上がる曲なので、付け加えることもあまりないのですが、曲の順番としては東京バージョンの方が、スムースでした。サプライズ的な"鳴り止まないタンバリン"からのつながりだったせいもあるでしょう。

 また、"トウモロコシ..."では恒例の会場一体となっての「振り付け」がなっちの指導の元、行われるわけですが、ここでのタイミングは生のリズムセクションならば、いくらでも調整可能ですが、打ち込みトラックの場合はそうはいかない。今回も曲の寸法を決めてあるので、なんやかんやで会場とのやりとりが伸びたり縮んだりすると、タイミングがずれてグタグタになる危険があるのです。
 ここの部分はリハーサルで何度もシュミレーションをして調整しました。それでも、本番は何が起こるかわからないので、クリックを聴いている私がところどころのキメ場所が近づくたびに合図を送るということに。なので、会場のみんなは楽しそうに踊ってたけど、一人私は「1,2,3,4」って数えているのでした。それでも、合図を出し忘れる危険もあるから、相当真剣なのだ。
 こういう部分は、生バンドでやるのがいいですよ、ほんと。

 なので、なっちと会場のみんなとの練習が終わって、「さぁ、本番です!1、2」でオケがジャンジャンジャンジャンと入ってくると誰よりも一番盛り上がるのは私に違いないのです、ハイ。

m10(東京)m11(逗子/大阪).beautiful

 昨年のツアー・ファイナルで競演してくれた「かもめ児童合唱団」のアルバムになっちがゲストボーカルとして参加、その曲が本編最後を飾りました。アレンジが60年代風のサイケ調で、そのムードをより強調する方向でやりました。最初はドラムなどのリズムがなかったので、物足りなさがあったのですが、何度かやるうちに、3人だけの方が「不思議」感がより感じられるようになり、「イケル」ということになりました。
 メロディが何とも「後を引く」ので、終わった後の思わずサビを口ずさんでしまいます。

 ところで、大阪ではディナーショウ形式だったので、アンコールはありませんでした。また、逗子ではアンコールを2曲用意していたのですが、ライブハウスのタイムリミット(周辺への配慮)を越えそうになってしまい。残念ながら"せんこう花火"のみで終演となってしまいました。この時、やろうと思っていた最後の曲は"月色の光"でした。

 というわけで、きっちりアンコールにお応えすることが出来たのは東京公演のみでした。

En1.ここにいるぜぇ! 2.夕暮れ作戦会議 3.愛しき人

 アンコールでは何と言っても"ここにいるぜぇ!"です。なっちはこれまであまりモー娘。のヒット曲をコンサートでは積極的に取り上げてこなかったようですが、じょじょに気持ちが変化してきたのか、それと、ここ最近、他の卒業メンバー達がどんどん「娘。曲」をライブで歌っているのにも刺激を受けたとのことで、(かく言う私も、5月に保田&矢口コンサートで「モーニング娘。メドレー」やってますし)今回、まさに真打ちが堂々の登場となったのでした。
 それも、選曲が"ここにいるぜぇ!"というのが「さすが、なっち!」と言えませんか。私は"...タンバリン"以上に「マジ?」って思いました。

 とは言え、この手のロックもの、特にパンク系は自らの血が騒ぐところがあるので、「やるというなら、とことんやろうじゃないの!」って感じ。
 打ち込みトラックを作るのはなかなか大変でしたが、かなりいい感じになっていたのではないでしょうか。それと、曲の冒頭部分はメンバーが袖から出て行く時間も入れて長めにしなくてはいけなかったのですが、CDにも入っているシンセ・ノイズっぽいオートアルペジオをループにしてつなぎ、その後出てくるドラムスもこれまたループにしてのばしたのでした。

 この入りは、結構気に入っていたのですが、シンセが鳴った瞬間に曲を理解したファンの声援が盛り上がって、シンセ音はかき消されてしまったようです。もっとでかく録音しておかなくてはいけませんでした。

 曲中に関しては、とにかく「やるのみ!」。猛暑にも熱中症にも負けず、とことん炸裂した気分で攻撃的にいかなくては、このスピード感に負けてしまいます。速いよ、ほんと。
 それと、イントロとサビではキーが半音違うのですが、サビからイントロに戻るところで、いきなり半音下がるので、演奏していて一瞬「クラっ」と来るのです。大げさだけど、時空がゆがむって感じ。

 エンディングの大騒ぎぶりもすごい。正直、これには人数が必要なので、オリジナルの「娘。ガヤ」を始め、いろいろとサンプリングさせてもらいました。うーん、面白かった!
 会場のみなさんもビックリしたでしょう。ザマーミロです!失礼しました。けっこう、してやったりでうれしかったです。

 ちなみに、この曲をやる時はなっちを始め、みんな喋る言葉の最後に「!」がつく感じになります。ほんとですよ!

 "夕暮れ..."は前述の通り、メドレーから独立して復活。単独でフルコーラスやる方がしっくりきます。
 そして、"愛しき人"は何も言う事はありませんね。


 8月10日は終演後に、楽屋でなっちのバースディを、ソフトドリンクとケーキでお祝いしました。そして、夏バージョンの無事完走をねぎらいながら、来たるべき秋バージョンへの健闘を誓うのでした。なんか、後半は全部"ここにいるぜぇ!"調になってしまったわい。

 と、そんなことを書いているうちに、8月ももう終わりが近く、あっという間に9月になってしまいそう。9月に入るとすぐに秋バージョンのリハです。まだ、内容は知らされていませんが、私も大いに楽しみにしたいと思います。
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by harukko45 | 2010-08-23 16:28 | 音楽の仕事

おやじミュージシャン和田春彦の日記でごじゃる
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