水越けいこ/Summer Tour 2010の詳細(2)

詳細(1)のつづき。

 水越けいこさんのツアーで、大阪と東京の昼のみ、別のセットでやったのですが、ほとんどをファンの方のリクエストに応えるというもので、事前に集計されたリクエストを元に、けいこさんが選曲した形になりました。また、大阪と東京では前半の部分で少し違っていて、大阪では7曲けいこさんのみでの弾き語り、東京では弾き語り3曲に、ギターの田口君が加わって4曲ということになりました。曲自体も2曲入れ替えがありましたし、順番の変更もところどころあり、大阪でやってみて感じた問題点を東京で修正という流れになりました。

 大阪のセットメニューは、
m1.水彩画 2.ヨーソロ 3.渚にかえって 4.ロードショー(古時計) 5.僕にまかせてください(クラフト) 6.移る季節に 7.あなたに聞こえるように

 東京のセットメニューは、
m1.水彩画 2.ヨーソロ 3.愛を聞かせて 4.シーサイドメモリー 5.僕にまかせてください 6.渚にかえって 7.あなたに聞こえるように
 
 これらの曲には私は参加しなかったので、楽屋から聴いていたわけですが、自分の中で惹かれるのは圧倒的に"渚にかえって"です。とてもシンプルに昔風のAABA形式で書かれた曲なのですが、何と言ってもメロディがいい。Bメロは思わず口ずさんでしまいます。
 名人の船山基紀さんがアレンジですが、イントロが最高に良いんですね。全体的にはちょっとエグい部分もありますが、やはりさすがインパクトのある仕上がりです。昭和のアレンジャーは皆個性が強いです。

m8.Feeling Blue 9.My Love 10.少し前、恋だった 11.土壁のMaroc 12.海と少年 

 私が加わって、いつもの形となりました。サトジュンさんのアレンジが光るm8、9は、どちらもオリジナルにあるおいしい部分は出来るだけ拾い上げるようにしました。特に"My Love"は今聴いても新鮮ですし、かっこいいです。かなり好きです。

 m10は出来ればバンド・スタイルでやりたい曲で、二人だけだともう一つ踏み込めない感じです。ちょっともったいない感じになったかもしれません。
 逆にm11は思いっきり遊んでしまいました。具体的には、オリジナルよりも16分ぽいニュアンスをピアノの左手で強調したのと、田口くんに少しフュージョン風のトライをしてもらいました。意外にうまくいったと思っています。

 m12は、伊藤薫さんが詞で、けいこさんが曲という共作なのが興味深いですし、小笠原寛さんのアレンジもそつなくて心地よい名曲でしょう。なので、バックでどうのこうのいじくり回す必要はありません。

m13.そしてetc... 14.インスピレーション

 m13は詳細(1)の方で書いているので、m14について。オリジナルにあるイントロのリズムをサンプリングしてループにしました。ここでのサトジュンさんのアレンジは初期のスティーリー・ダン風にも思え、やはりなかなか面白いです。この方は、いろいろとアイデアが豊富だなと感心します。

 m15以降はメイン・セットと同じで、新曲を3曲、アンコールを3曲聴いていただきました。このセットはメイン・セットに比べると、もう少し細かい部分を煮詰めたかったという悔いもありますが、それでもこれだけの楽曲をファンの方にお聴かせできたのは、大胆な試みだったし、かなり楽しんでもらえたのではないかと思っています。

 さて、7月16日の横浜Baysisから8月16日のシンフォニー・クルーズまでの1ヶ月間はある意味水越けいこさんにどっぷりつかる1ヶ月とも言えましたが、次回の秋ツアーでもより深く「けいこワールド」を探求したいと思っておりますので、乞うご期待です。
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by harukko45 | 2010-08-21 23:58 | 音楽の仕事

おやじミュージシャン和田春彦の日記でごじゃる
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