ワールドカップ/準々決勝

 このところは本番とリハが続き、ワールドカップ関連を更新できずにおりましたが、クォーターファイナルの戦いを遅ればせながら、簡単にまとめておきます。

 で、この4試合にはいろいろとドラマティックな展開がありましたなぁ。かなり、予想外の展開でした。その最も大きな事件はブラジルの敗退。

e0093608_1338162.gife0093608_13383120.gif 2日の2試合は録画で観戦。まずは強豪同士だが、今大会では昔からのイメージをくつがえすようなサッカーを展開している2カ国の戦い。
 ブラジルのドゥンガ監督は「初めてチームに規律をもたらした」との評価が高かったのですが、一番肝心なところで、こんなにも簡単にチームが崩壊して、選手各自が勝手なサッカーをやり始めるとは思いませんでした。
 今大会ではブラジルとしては極めて「守備的」なチームだっただけに、同じように「守備的」なオランダとはやりにくかったということなんでしょうかね。
 それにしても結局、ブラジルというチームは、極めて優秀な個人の集合体ですから、いくら規律があっても、チームとしての「戦略・戦術」というのはあってないようなものなのでは。
 南米のライバルであるアルゼンチンの戦術が「メッシ」という個人であることと同様に。

 それにしては、メッシほどの攻撃的タレントがブラジルには存在しなかった。カカーは今シーズンのケガからの復調はまだまだで、絶対的エースにはなりえなかった。それと、コートジボワール戦で負傷したエラーノの欠場も痛かったのでは。私は彼がいいバランス取りながら、カカーとの連携も良かったように感じていたからだ。代わりのアウベスはバルサでは素晴らしい右サイドバックではあるが、より高い位置での起用には違和感を感じた。
 ブラジルの多くの選手達が、同点にされて以後、やたらとイライラしていたのも印象的。このチームのメンタル面での弱さ・脆さが浮き彫りになった。その象徴がフェリペ・メロ。この日の彼は先制点のアシストで幸先のいいスタートだったものの、後半すぐにオランダの同点をオウンゴールで手助け、そしてとどめに後半28分にはロッベンを踏みつけて、自滅レッド退場。まさに天国から地獄へチームもろとも転落したのだった。

 オランダに関しては、勝負強かった、ということか。だが、このようにずっと「つまらん」オランダには興味はない。一応、準決勝でのウルグアイ戦は相手が満身創痍なので、たぶん勝ち上がるでしょう。

e0093608_14234286.gife0093608_14235987.gif ガーナ、残念だった。ガーナとしてはここまでで一番いいサッカーやっているように感じられたし、前半47分のムンタリのロングシュートは最高だった。
 だが後半10分に、さすがのエース、フォルランがフリーキックを決めての同点となるのだから、ウルグアイのタフさは凄い。
 で、ドラマは延長終了間近のPK。ガーナのシュートをスアレスが両手で止めて、ゴール防ぐとは!これにより一発退場となったが、勝利の女神というのは全く予期せぬことをなさるものだ。ガーナのギャンがPKを失敗するなんて!

 後は、ガーナにはつらいPK戦での敗戦が待っているのだった。アフリカにとっては何とも悲しい結末になった。

e0093608_1650573.gife0093608_16512335.gif 翌3日の2試合。前日のオランダvsブラジルよりも熾烈な戦いが予想されたアルゼンチンvsドイツだったが、何とドイツの一方的な圧勝だった。ものすごい強さドイツ!これは一気に優勝まで登り詰めるかも、と思ってしまうほど。
 アルゼンチンは前半のうちに同点に追いつくことが出来れば、まだ何とか格好のつく試合に出来たかもしれないが、それにしても、どこからどう見てもドイツのレベルの高さは明らかだった。

 アルゼンチンの戦術は「メッシ」。だが、メッシはそれなりに仕事をしたものの、この試合ではスーパーではなかった。ドイツはそれほど執拗に彼を潰しまくったようには見えなかったし、確かに堅い守備ではあったが、それ以上に攻撃の凄まじさで圧倒し、完全にアルゼンチンを叩きのめしてしまった。
 このドイツの強さに対して、世界中のサッカー・ファンはただ口を閉じるしかあるまい。20歳のミュラー、21歳のエジル、そして32歳のクローゼ、素晴らしい活躍ぶり、そして素晴らしいチーム。レーヴ監督のサッカーは2006(ドイツ大会・3位/作戦コーチとして)、2008(ユーロ・準優勝)に続き、今大会での快進撃で確実に結果を残してきた。後は優勝あるのみ。

e0093608_178375.gife0093608_178157.gif 正直、パラグアイの方が良かった。スペインは何とか勝った感じで、かなり幸運だった。パラグアイにPKで先制されていたら、どうだったか。たぶんスイス戦の二の舞になっていただろう。
 今大会のトーレスは扱いが難しい。きっと次のドイツ戦では使わないのでは。この試合でも彼が下がってからの方が「らしい」戦いになった。中盤のタレントをもっと駆使して、ビジャの1トップ。これで、負けるなら「しかたない」。それがスペインなのでは。

 準決勝はやはりドイツとスペインの試合が注目。事実上の決勝戦とも思える。チームとしての仕上がりと勢いは圧倒的にドイツ。だが、ミュラーの出場停止が若干心配か。
 スペインはまだ最高のパフォーマンスにはほど遠い。希望としては中盤に、シャビ、イニエスタ、セスク、シルバの「クアトロ・フゴーネス(4人の創造者)」を再び並べてほしい。

 もう一試合は、オランダの勝ちを予想。ウルグアイはやはりスアレスがいないのがきつい。
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by harukko45 | 2010-07-06 17:21 | スポーツ

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