ケン・グリフィーJr.引退

 MLBのスーパースター、シアトル・マリナーズのケン・グリフィーJr.が引退を発表した。シーズン途中での突然の発表は、自身の不調もあるだろうが、やはりチームの思わぬ低迷が大きく影響しているだろう。特に打線が低調なだけに、決断を早めることになってしまったのだろう。「チームに迷惑をかけたくない」とのコメントがファンとして心に痛い。

 正直、シーズン前はある程度の補強も成功し、期待値も高かっただけに、私の思惑としては、好成績でシーズンを終え、ポスト・シーズン進出して、ジュニアに花道を作ってあげたかったのだが、ここまでチームの成績が悪くてはいかんともしがたい。だが、悲しい。寂しい。

 ケン・グリフィーJr.は1989年にシアトルで大リーグにデビューし、ア・リーグの本塁打王に4度、打点王に1度、97年に2冠(56本塁打、147打点)獲得しリーグMVPとなった。守備でもゴールド・グラブ賞に10度。
 彼の全盛期はどうしても90年代となるが、この当時は走攻守に秀でた「5ツール・プレイヤー」(hitting for average・hitting for power・baserunning skills and speed・fielding ability・throwing abilityの5項目が高水準の実力)の一人だった。
 MLB22年間で2671試合に出場、2781安打、歴代14位の1836打点を挙げ、通算打率は2割8分4厘。昨年シアトルに復帰後ではイチローとの良好な関係でも知られていた。(特に試合前のジュニアのくすぐりでイチローはヒットを打つ!) 
 そのイチローも憧れの選手として常にグリフィーを賛辞する。2009年のインタビューでも「ジュニアの存在は計り知れない」と語っていた。

 ジュニアのバッティング・フォームを見た人ならわかると思うが、とにかく「美しい」。そして、その打球は優雅にスタンドに運ばれて行く。日本でも王さんがそうだったが、ジュニアのそれもまさに「絵になる」。そして、昨年でのイチローとの交流から、彼の人格の素晴らしさをも知ることができ、ますますファンになったのだった。

 引退は彼が決断したことだからしかたがない。イチローの言葉、「(彼は)シアトルの天然記念物に指定すべきだね。みんなで守っていかないといけないと思いますね」

 ケン・グリフィーJr.、おつかれさまでした。最後にシアトルに戻ってきてくれてありがとう。我らがイチローを助けてくれたことにも感謝しています。

 そして、今日マリナーズはミナソタとの接戦をイチローのサヨナラ・ヒットで勝利した。シアトルよ、これを機に奮起せよ!
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by harukko45 | 2010-06-03 14:17 | スポーツ

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