保田圭&矢口真里コンサート2010(2)

(1)からの続きです。

 2曲目が終わり、お二人によるMCは全く打ち合わせなしの出たとこ勝負。これが凄いね。毎回違っていながら、毎回会場をドッカンドッカン笑わせるのだから、たいしたものだ。さすがに鍛えられているというか、プロ中のプロというか。ステージ上に一緒にいてもどういう展開になっていくのかわからないし、時間もどのぐらいになるのかもわからない。
 ただ、ご本人達も今回はトークショーにならないように気をつけなきゃ、とは言っていたんだけど、やっぱり長くなったよね。

 m3.つんくメドレー(ズルい女〜ラーメン大好き小池さん〜LOVE since 1999)
 さて、続いてはバンドのメンバー紹介で各自のソロをはさんだ後、圭ちゃんが"ズルい女"の例のサックス・フレーズを吹いて「つんくメドレー」の始まり始まり。リハ初日の前に、圭ちゃんからサックスを吹きたいとの連絡があり、私も「大歓迎です!」と答えて即実行。リハではすっごく緊張しながら吹いていたけど、本番になってからの方が落ち着いてビートにもちゃんとのって吹けてた。途中から私がシンセで加わって、ハモったりするのだけど、これも本番が一番良かった。

 1995年にリリースされた"ズルい女"は、シャ乱Qの7枚目のシングルで、彼らの最大のヒット曲。でもって、シャ乱Q自体もファンキーな演奏でいいけど、やっぱり森宣之氏のホーンアレンジがカッコイイわけです。これがあるとないとでは大違いの出来になっていたでしょう。
 でも、完全なるサックス・セクションの再現は一人では厳しい。でも、主体となるフレーズは出来るだけフォローしました。ただ、キーを4度上げているので、微妙にニュアンスは変わって聞こえたかもしれません。とにかく、私はあっちこっちと忙しい。
 つんく氏の粘っこい歌い回しと裏声をうまく生かした色気に、我らが二人もなかなかエグく頑張っていました。

 続いて、ビートとエネルギーはそのままに"ラーメン大好き小池さん"のイントロに突入。ここはほぼ一緒のテンポ感ではありましたが、少しだけ重みを持ってワイルドな感じが出るように皆で心がけました。
 この曲は1991年の第2回NHK「BSヤングバトル」でグランプリを受賞した時の曲。で、彼らの代表曲であり、原点のような楽曲だろう。これに彼らのやりたい事が詰まっているとも言える。
 なんて、マジに言ってもツマラン。とにかくやってて面白いですよ、ハイ。テキトーにインチキ臭い感じがいいのだ。全てがB級な出来なのがいいのだ。

 我々は1コーラスからマイナーブルーズのギターソロにつなぎ、ラップ・コーナーにつなぎましたが、最初はもっと長くラップの部分をやっておりました。これはこれで大いに盛り上がりましたが、やはり全体のバランスを考えた圭ちゃんのアイデアでカットしました。そういえば、インターのギターソロではタマちゃんと二人の絡みも面白かったですなぁ。最終ステージでは、やぐっちゃんにピック持たせて弾かせたのはサイコーでした。
 でもって、ラップの部分では二人のラップのノリが良いので楽しかったですね。受け答える私とタマちゃんもかなり良かったと思ってます。
 そんなこんなで大はしゃぎだったのですが、この曲のエンディングからすぐにバラードにつなぐなんてね!

 "LOVE~since1999"は元々は1999年の浜崎あゆみ&つんくによるヒットでありますが、この時のダンス・ビート系のアレンジではなく、2004年の高橋愛さんとのリメイク・バージョンをカヴァーしました。
 これは、なかなかオシャレでゴージャスなバラードにリアレンジされていて、現・モーニング娘。の愛さんのボーカルがかなり良く、実に大人っぽいしっとりとした仕上がりに好感が持てます。なので、姉貴分としては負けてられない感じでしょうか。
 それにしても、つんくパートを歌いこなす圭ちゃん、実に器用にやりこなしてましたが、ただし、オリジナルのキーだとちょっと重い感じでした。するとリハ最終日にやぐっちゃんから「キーを上げてみたい」との提案があり、さっそくトライしてみると、これがピタリとはまり、それまでかかっていた霧が晴れたみたいに明るさが曲に加わったのでした。
 つんく&高橋愛バージョンの影のあるムードよりも、保田&矢口の前向きさのある華やかさが生かされ、調性的にも前曲との繫がりが良くなり、これにより3曲をスムースにメドレーとして組むことが出来たのでした。

 本番では、大いにハメを外した後にキッチリと聞かせるという大事な部分になり、緊張感も楽しみながら、集中してやり切れたと思います。曲も良いですし、コードの付け方もジャズっぽく1拍ごとに変わるなどとても凝っていたので、そういう点でも面白かったです。

 次回(3)へ続く、と。

 
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by harukko45 | 2010-06-03 01:30 | 音楽の仕事

おやじミュージシャン和田春彦の日記でごじゃる
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