大橋純子・MusicLovers収録/MAKI・青山「月見る君を思う」
2010年 05月 19日
来ていただいた方々には内容はよくおわかりでしょうが、基本的にライブハウスでのステージのような構成でしたので、我々にとってはごく自然な形での収録となったと思いました。ただ、時間の関係上、曲を短くカットしなくてはならなかったのは残念ですが、それでも無理のない部分で収められることは出来たと思います。
1曲だけゲストとして参加していただいた稲垣さんとジュンコさんによるデュエットは、さすがのお二人のボーカルだけあって、その存在感にはあらためて唸りましたね。リハではバンドに軽くのっている感じだったのが、いざ本番でのエネルギーの違いは凄い。やっぱりグイグイくるのですよ。この曲の出来は今回の中でも一番良かったのではと思っています。
スタジオの状況がすごく歌いやすかったのか、ジュンコさんは最後まで実にノリノリでした。6月のオンエアがなかなか楽しみであります。
さて、翌18日は先週関西ツアーをご一緒したMAKIさんとのライブ。一応「ツアー・ファイナル」としての位置づけで、東京南青山にある「月見る君を思う」というライブハウスで演奏しました。この日は4組の出演で、MAKIさん以外は男性ボーカルで、ギター1本での弾き語り2組と4人編成のバンドというセット。我々は2番目に出演しました。
曲は先週のツアーでいろいろ試した中から、内容のいいもの7曲が選曲されました。で、全体の流れやムードに関しては、やはりツアーでのいろいろな経験が良い影響になっていたのは確かでしょう。
ある意味、一つのテーマ性を持った構成で35分をまとめられたと思います。それは具体的に「このような」というものではないけど、何回かライブをするうちに自然に出来てきたものが、しっかり土台になっていたということでした。
個人的にはちょっとディフェンシブというか、全体に抑えた感じでの演奏が少し物足りない感じですが、反面、関西でやんちゃしてきた部分の無駄をそぎ落として、よりMAKIさんのボーカルを生かす事が出来たのではとも思っています。
彼女との二人によるライブは今後もほぼ毎月続きますが、新しい曲や内容で次へのステップへ進みます。
昨夜は、MAKIさんのファンの方々がずいぶん集まってくれました。大阪にも来てくれた方々はもちろん、いろんな人と再会できたのもうれしかったですなぁ。
でも言われるとおり、ジュンコさんは良い感じで歌えた感じでしたね、私もオンエアが楽しみです。ご本人はクラブサーキットの予行演習みたいともおっしゃってました。クラブサーキット、ホントに待ち遠しい。