結局、小沢氏不起訴

 今年に入ってからの大騒ぎのあげく、結局は小沢民主党幹事長を起訴できない検察という組織は、いったい何だ?
 要は、かなりの「無理筋」だったってことでしょう。

 マスコミを巻き込んで(マスコミも調子に乗って)、大「小沢つぶし」キャンペーンを展開したものの、大失敗という結果を生み出した検察当局とマスコミ各社は、国民に対してちゃんとした説明責任を果たしてもらいたいものだ。
 日本という国家にとって、大きな変革への大事なこの時期に、検察とマスコミのミス・リードによって、我々国民に生まれた「不信感」「倦怠感」「虚無感」が、日本国の活力をかなり喪失させたであろうことの責任は実に大きい。
 この期に及んでも「嫌疑なしではなく、嫌疑不十分ではまだ疑惑は残る」と言い張る人も登場するが、一応民主国家である日本では「推定無罪」の原則を守るべきではないのか。白か黒で判断し、灰色は基本的にはなく、それは白なのだ。

 少なくともマスコミ各社は、今後も言論機関としての立場であり続けようと思うなら、今回のバカ騒ぎについて、ちゃんとした総括をすべきだ。

 石川議員ら3人の元秘書は検察の威信を守るために、何としても起訴しなければかっこがつかないのだろう。だが、これだって裁判になればどのように判断されるかわかったものではない。

 しかし一方で、これにより全てが終わったわけではないという見方もある。検察が駄目なら今度は国税庁が、というのが一つのシナリオとしてあるらしい。それにより、再びメディア・スクラム的現象で世の中をかく乱させる事態が起きるやも知れない。何としても、小沢一郎という人物を官僚組織は排除せねばならないのか。かなりの強引さでも、自らの権力を誇示・維持をするためにそういった組織が動いているのだとしたら、何とも恐ろしいことだ。
 その手の裏解説は永田町異聞に詳しいので、是非ご覧になっていただきたい。

 さて、とは言え、これほど大騒ぎになったことだし、民主党はこの期に乗じて、企業団体献金の全面禁止という政治改革と、取調べの全面可視化や検事総長の民間登用などの司法改革を一気に断行すべきだ。そういったことで、変革への道筋をはっきりと我々に示してほしい。
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by harukko45 | 2010-02-04 19:24 | 日々のあれこれ

おやじミュージシャン和田春彦の日記でごじゃる
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