ラフマニノフの「鐘」

 2010年も1月がもう過ぎようとは。とにかく、打ち込みの仕事をさっさとしあげなきゃ。
とは言え、気になる事が多くてなぁ。小沢問題とiPadが今のところの最重要案件か。どちらも、今後の世の中に大きく影響を与えることは間違いないです。

 さて、そんなことで夜も眠れない日々、昨日は浅田真央ちゃんが四大陸フィギュアで優勝しましたが、相変わらずショートプログラムで出遅れ、フリーでの逆転は、言ってみればマオちゃんらしいけど、やはりまだキム・ヨナ選手には届かない点数でした。トリプル・アクセルのこだわるのは良いけど、その分トリプル+トリプルのコンビネーションがないのが、ここに来て致命的か、などと思ったりして。

e0093608_811353.jpg だが、曲は良い。セルゲイ・ラフマニノフの「鐘」と紹介されているが、正確には「前奏曲嬰ハ短調/Prelude in C-Sharp Minor」で、クレムリンの鐘の音にインスピレーションを受けて書かれたことから、「鐘」「モスクワの鐘」と呼ばれるようになったらしい。
 作曲家自らのピアノでの初演では、当時大変なセンセーショナルを巻き起こし、その後「ラフマニノフの例のプレリュード」とか、「Cシャープ!」って呼ばれるほどの人気だったとのこと。
 このような暗く憂鬱な音楽が大受けするなんて、何と素晴らしい時代(?!)。

e0093608_816993.jpg ただし、マオちゃんが使っているのは、ストコフスキーがオーケストレイションしたもの。でもって、こちらがアレンジなさったレオポルド・ストコフスキー先生(ウーン、キマッテル!)。
 この人は指揮者の歴史上ではかなり有名人と言える人。主にアメリカで活躍し、アメリカにクラシック音楽を定着させるのに大いに貢献した一人でしょう。
 昔、白黒映画で彼が指揮する姿を見たことがあるなぁ。すっげぇー派手でしたよ。バレエのような華麗な指揮ぶりって言う人もいますし。

e0093608_8504616.jpg で、彼の功績の一つで特に際立つのが、とことんクラシック音楽を分かりやすく聴かせるために、原曲の長い部分をカットしたり、オーケストレイションをより効果的にアレンジしたりして演奏したこと。
 それにより、厳格な原理主義者には批判される対象だったらしいが、キラキラの音色と指揮棒を使わず指だけでオーケストラを操る姿は、大衆からは圧倒的に支持されたのでした。

 今じゃ、こんなに面白い指揮者はいません。

 ストコフスキー情報関連のサイトはオーケストラの芸人:レオポルド・ストコフスキー
よりディープに探求したい方はなんたってストコフスキー
で、ここのディスコグラフィーは強力ストコフスキー -その偉大なる遺産をたどる- by ストコフ好キ
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by harukko45 | 2010-01-30 08:56 | 聴いて書く

おやじミュージシャン和田春彦の日記でごじゃる
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