NFLポストシーズン#3

 NFLのポストシーズンも半分を終了、ベスト4が出揃ったが、これがまた実力・話題性ともに豊富な4チームが残って、非常に楽しいマッチアップが実現しそうだ。

 NFCの勝ち抜けは、ニューオリンズ・セインツとミネソタ・バイキングスで、それぞれリーグのシード1と2であり、シーズン中でも他のチームよりも抜けていた同士だけに、順当な結果となった。

 現地16日のプレイオフ、ニューオリンズ対アリゾナの試合は見ていないので、詳しくわからんが(今日の深夜の日テレでの放送を見ます。)、とにかくニューオリンズの猛攻で45-14の圧勝。前の週でグリーンベイとの死闘を何とか勝ち抜いたアリゾナには、リーグNo.1オフェンスを打ち破るだけの力は残っていなかった。と言うより、ある程度こうなるとは思っていたが、グリーンベイとの試合と同じ失点45では、2週連続のディフェンス崩壊ということ。
 ニューオリンズのハイパー・オフェンスは見るものを最高に楽しませるが、シーズン終盤3連敗でかなり心配された。だが、相手のコンディション不調のおかげもあり、この試合で見事に復活したということか。
 アリゾナはQBカート・ワーナーの前半での負傷、他にもコーナーバックの主力二人も負傷退場では全く勝負にならないわな。

 もう一つのミネソタ・バイキングス対ダラス・カウボーイズも一方的な試合で、ミネソタの完勝。ミネソタはシードこそNFC2位だが、リーグのオフェンス5位・ディフェンス6位と、ニューオリンズよりもバランスの取れたチームであり、オールプロ選出の数も一番多い。その中でも、随一のスターである40歳QBブレット・ファーヴの存在はまだまだ光り輝いていた。
 ダラスのトニー・ロモ君、いよいよ世代交代で主役獲得かの夢も無惨に砕け散った。まさに「一昨日来やがれ!」状況でした。
 とにかく、ミネソタのディフェンス陣のロモへのプレッシャーは凄く、何と6サックを記録。そのパスラッシュの強烈さには興奮したし、両サイドのディフェンス・エンド、ジャレット・アレンとレイ・エドワーズの働きぶりは大絶賛。

 実は、ダラスの方もディフェンスはかなり健闘していて、ファーヴにプレッシャーをかけ続けていたのだが、それでもしっかりと勝負どころでパスを通してしまうのは、やはりファーヴ個人の素晴らしさ。よってQBの差がそのままスコアに反映して、34-3。ダラスはTDなしだから、語る価値なしの状態で、何とも屈辱的なシーズン終了となった。

 AFCではインディアナポリス・コルツとニューヨーク・ジェッツが勝ち抜け。順当なインディアナポリスはともかく、NYジェッツは唯一アップセットによる進出となった。

 まず、コルツがボルティモア・レイブンスに20-3で勝利。これも前述2試合同様の、一方的な結果となったが、それでもNFLを代表するQBであるペイトン・マニングもボルティモアの強いディフェンスに前半はかなり苦しんだ。だが、それに辛抱強く耐え、2Qには8分もの時間をかけたロングドライブが成功、残り2分に勝ち越しTDを決めた。
 ここで何かボルティモアの「頑張っていた」気持ちが切れたように思った。だから、その直後、残り7秒にもマニングにTDパスを決められてしまうのだった。

 正直、これで勝負あった。それほど前半終了間際のTDはボルティモアには致命傷だったと思う。ボルティモアは獲得ヤードで270と275で互角なのに、ターンオーバー4つ、反則7によるローストヤード64では、自滅したというしかない。
 それだけ、インディアナポリスというチーム、マニングという選手の試合運びのうまさが光るというわけ。

 さてさて、最後に残ったサンディエゴ・チャージャース対ニューヨーク・ジェッツは、一応シーズン中の実力から行けば、サンディエゴが勝つと予想できるんだが、今回のサンディエゴには何とも言えない不幸というか、祟りにでもあったというのか。実に後味の悪い結末での敗戦となりましたなぁ。

 前半のジェッツのオフェンスは全くダメで無得点。だが、リーグ1位のディフェンスは実力通りの働きを見せて、4Q途中まで相手を1TDに押さえ込んだのだから素晴らしい。たぶん、今季絶好調だったサンディエゴのQBリバースは「こんなはずではない」と、試合中ずっと思っていたはず。それが、ずるずるとジェッツのペースにはまり込み、パス40回中27回成功の1TDに留まり、インターセプトを2回もしでかしてしまった。
 そして、そして何と言ってもキッカーのケディングさん。うー、映像見てて可哀想になってしまうほど痛々しかった。だって、3回のFGのチャンスをすべて失敗してしまったのだから。
 結果、1本成功していりゃ同点、2本決まってりゃ勝ってたわけですからねぇ。試合終了後の謝罪も辛い。今年は、キッカーがすごく厄年です。
 他にも反則10回、計87ヤード罰退ですから、これまた自滅も自滅。ホームで見てたファンはやってられない気分だったろうなぁ。
 RBトムリンソンも全く輝きがなかったし、チャージャースは来季大きく選手が動くかも。

 というわけで、AFCチャンピオンシップは試合巧者でスーパースター・マニングを擁するインディアナポリス・コルツが貫禄で勝つか、強力ディフェンスを最大の武器に、オフェンスはルーキーが率いるニューヨーク・ジェッツがアップセットするか。こちらは、ドラマとして面白そう。それにしても、ジェッツのCBダレル・レビスは凄いなぁ。それと、ヘッド・コーチのレックス・ライアンのしたたかな戦略・戦術はかなり注目。
 私としては、ちょっと波乱を期待して、ニューヨーク・ジェッツに肩入れ気味。

 NFCは実力伯仲の強豪同士で文句のつけようのない組み合わせなので、実は困ってしまう。ニューオリンズの派手なハイパー・オフェンスが最終的にスーパーボウルを取って欲しいと思っていたのだが、やはり相手がファーヴだと、心が揺れる。
 それと、ミネソタのディフェンスはかなり強力。ニューオリンズのQBブリーズが気持ちよくパスを投げきれるかどうか、ちょっと不安に思い始めている。うー、でもやっぱニューオリンズの勝ちで、どうか。
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by harukko45 | 2010-01-23 00:08 | スポーツ

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