ジョン・レノン・スーパーライヴ2009の詳細(6)

詳細(5)からの続き

 箭内道彦さん演出による忌野清志郎さんの映像が約20分間流れた。2005年と2007年におけるスーパーライヴでの"Imagine"のパフォーマンスが続けて映し出された。
 冒頭の特殊技術による清志郎さんの姿に、「本物がそこに」と思われた人も多かっただろう。私もリハーサルの時に見てビックリしたし、いたく感動した。

 2005年のドラムとアコギのみでの時も、2007年のチャボさんらを率いたバンドの時も、私はステージ袖からずっと見ていたし、本当に素晴らしいパフォーマンスだった。そして、今回の映像を見ても改めてスゴい人だったことを思い知る。今では、2007年の終演後に少しお話できたのが、最高にいい思い出だ。

 続いて、泉谷しげるさんがラブ・サイケデリコの二人とともに登場。

 清志郎さんの後をおまかせするには、泉谷さんしかいない。そして、そんな思い以上に泉谷さんの"Working Class Hero"は凄かった。

e0093608_22311460.jpg 泉谷さん自身の日本語訳詞による"Working Class Hero"については、何も言う事はない。これまで私が知る中でも、最高のパフォーマンスの一つであったと思う。
 泉谷さんのかき鳴らすアコギのザクザクした響きからして素晴らしかったし、その歌、うなり、叫び、語り、全てが飛び抜けていた。本当に感動した。
 70年代の本物のフォーク・シンガーの生き残り、まさにボブ・ディラン直系などと言ったら、泉谷さんにバカヤロウと怒られるかもしれないが、失礼を承知で大好きなディランに重ね合わさせてもらう。とにかく、本物にしかできないものを聞かせてもらった。

 そして、我々トリビュート・バンドもバッキングに加わって、"You've Got To Hide Your Love Away"を2曲目に。
e0093608_2246569.jpg 前曲の緊迫感ある凄みとうってかわって、大いにはしゃいでお客をいじりまくる泉谷さん、会場は大受けだったなぁ。この曲のサビを会場中で歌うとは思わなかった。もちろん、打ち合わせなんかありません。だから、「こら、バンド!お前らの音がでかすぎて、客の声がきこえねぇんだよ、バカヤロウ!」となりました。
 もちろん、元の曲は良い曲なんですよ。でも、ここは全て泉谷さんにお任せして、楽しい現場に連れて行ってもらいました。ありがとうございます!

 忌野清志郎さんといい、泉谷さんといい、ビートルズ云々をひとまず横において、彼ら自身について語りたくなるアーティストというのはやっぱり素晴らしいんですよ。

 終演後、ちょっとだけお話できて、"Working Class Hero"には参りました!と絶賛すると、「あれだけはキメなくちゃいけないもんね」と。「後は、客をいじくるのは俺しかいないと思ってさ」とも。

 ヨーコさんもパーティの席で泉谷さんに「あなたはスゴイ!」と声をかけられたとのこと。それにつなげて「少し図々しいヒトだわ」とも。
 泉谷さんご自身のブログにもこの日のことや、"Working Class Hero"の日本語詞が掲載されているので、要チェックです。

2009年12月08日 ワーキングクラスヒーロー!
2009年12月09日 HAPPY~X'mas !

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by harukko45 | 2009-12-30 23:05 | 音楽の仕事

おやじミュージシャン和田春彦の日記でごじゃる
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